過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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243: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 20:14:02.24 ID:Mt33ZBpwo
ループ起点の時点で杏子は荒んでいる。
巴さんが死ぬことによって、この街に戻ってくる。
これは間違いない。でもこれは今回はありえないし、あってはいけない。
244: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 20:36:21.58 ID:Mt33ZBpwo
私と協定を組む場合は最初は利害の一致ということになる。
その場合、私の目的に同調こそしてくれても、それがベストとは言えない。私にとっては良くても、彼女にとっては。
巴さんと再び共に歩むことで、これからの道も明るい物とするべきではないかしら?
245: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 20:53:58.42 ID:Mt33ZBpwo
「ほむらちゃん?聞いてる?」
考え事をしているのをわかっていてそれはないわまどか。
「ごめんなさい、聞いて居なかったわ」
246: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:10:59.03 ID:Mt33ZBpwo
「どうしたの?転校生、目の焦点が定まってないよ?」
「暁美さんの様子がおかしいですわ……」
言われてみれば私の手足は震えている。
247: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:19:54.60 ID:Mt33ZBpwo
「もしかしてわたしが……」
「わー!まどか!」
「あら?秘密のことですの?」
248: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:29:33.07 ID:Mt33ZBpwo
この鍵……この魔翌力パターンは忘れもしない、まどかの物……
でも、まどかは……
「契約はしていないよ」
249: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:34:50.92 ID:Mt33ZBpwo
……魔翌力を込めようと宝石に手をかざした瞬間変身するとは思わなかったわ。
「その格好は……君が着るにはファンシーすぎないかい?まどかの方が似合いそうだ」
これはまどかの衣装ね。でも貴方、似合う似合わないって感情あるんじゃないかしら?
250: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:40:44.82 ID:Mt33ZBpwo
そして、変身すると同時に鍵は巨大化して、織莉子のステッキのようなサイズになった。
振り回してみるとバリアのようなもので自分が包まれた。
「これは凄いね。これを壊すのは並大抵の攻撃じゃ無理だ。少なくとも君より確実に強い者の全力の攻撃が必要だ」
251: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 21:49:32.92 ID:Mt33ZBpwo
「僕にも貸してくれよ」
はい?
「貸してよ」
252: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 22:02:15.25 ID:Mt33ZBpwo
「……キュ…キュゥべえ?その変な格好……ぷぷ……」
「おや?今頃かい?というか君少し猫背になってないかい?」
……えっ?
253: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/14(土) 22:23:48.70 ID:Mt33ZBpwo
「……キュゥべえ、元に戻しなさい」
「あ、あれ?冷たくないかい?」
「早く戻しなさい」
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