過去ログ - 零児「……東方新世界」　霊夢「第二章、ね」 -SS速報VIP

過去ログ - 零児「……東方新世界」　霊夢「第二章、ね」

↓ 1- 覧 板 20

483: ◆NamCapMdYU[saga]
2013/04/19(金) 12:59:40.32 ID:d0T2n6Bgo

～～～魔法図書館・密室～～～

咲夜「パチュリー様。お客様がお見えになりました」

『……入らせて』

咲夜「はい。どうぞ、中へ」ｷﾞｨ

零児「……」

パチュリー「……」

　ただでさえ湿っぽい空気の漂う図書館に、歓迎的ではない雰囲気が被さる。
　それが紅魔の名にふさわしい、暗い空気を醸し出しているようで。

咲夜「お飲み物はいかがいたしましょう、パチュリー様」

パチュリー「私はいいわ。……貴方は？」

零児「俺も別にかまわん。喉は渇いていないんでな」

咲夜「畏まりました。それでは」ｶｯﾁﾝ

零児「……」ｼﾞｯ

パチュリー「……こっちにどうぞ？　椅子ならそこにあるでしょう」

零児「……」ｽｯ

パチュリー「……」

零児「……」

　重苦しい空気が二人の間を流れる。

零児「……」

パチュリー「……」

零児「……要件はなんだ。態々俺を名指ししておきながら、茶会や雑談をするつもりじゃないんだろう？」

パチュリー「そうね。それはビャクレンや他の魔法使いとだけしていれば十分かしら」

零児「……」

パチュリー「要件。そう、要件ね。その前に少し、武器を見せて貰えるかしら」

零児「護業をか」

パチュリー「そういう名前なのね」

零児「……」

　持っていた二刀二丁を、傍の机の上に置く。
　パチュリーはそこに近づくことなく、ふかふかの椅子に座ったまま四の属性に目を凝らす。

パチュリー「……ふぅん。やっぱり、これが力の根源というわけではなさそうね」

零児「ん？」

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

516Res/680.81 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ