過去ログ - P「本格的に貴音の正体に迫ってみる」 響「だぞ!」 伊織「にひひっ♪」
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[saga]
2012/06/30(土) 22:34:46.47 ID:RhgCLbg+0
貴音「良い訳が・・・」
P「貴音!」
貴音「良い訳がないのです!!」ポロポロ
貴音「あいどるとして、皆と修練をしている時、てれびの収録をしている時、仕事で失敗して落ち込んでいる時など全てが輝く時間でした・・・!」
貴音「どれもこれも手放すことは出来ない大切な思い出です・・・」
貴音「これから先も色々な事があり、わたくしは更に輝く事ができるでしょう」
貴音「ですが、ですが・・・!もう・・・もう、持たないのです・・・」
貴音「私に残されている時間は、殆ど残っていません・・・」
P「・・・・・・」
貴音「嗚呼、心なしか手足が透けて参りました・・・」
P「・・・たかね・・・」
貴音「なんでしょう?プロデューサー」
P「俺は、俺は絶対に忘れないぞ・・・例え、これが夢だとして、貴音が消えてしまって、みんなが夢から覚めて、みんなが貴音を忘れてしまっても」
P「お前は、夢なんかじゃない・・・確かにお前はここにいた!」
P「四条貴音はここにいたんだよ!」
貴音「プロデューサー・・・・・・」
P「貴音っ!お前はここで終わるヤツじゃない!消えてしまっても、絶対に探し出す!」
P「何年、何十年かかってでも探しだす!そして、その時は、その時は・・・!」
貴音「その時は・・・なんでしょう・・・?」
P「今度こそ、Sランクのアイドルにする!全身全霊をかけてだ!」
貴音「ふふ・・・それでこそ・・・わたくしが・・・お慕いしております、貴方様です・・・」
貴音「もう・・・声が出しにくく・・・なってきました・・・」
P「絶対だぞ!?お前も忘れるなよ!?」ポロポロ
貴音「ええ・・・・・・わすれ・・・ません・・・よ」
貴音「おまち・・・して・・・おります・・・・・・」
貴音「あなた・・・・・・様・・・」スゥ
P「たかねぇええええええええ!!!」
P(そうして、号泣する俺の声と絶命を意味する音だけがこの病室にずっと響いていた)
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