過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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700:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/27(月) 21:46:31.89 ID:3S0mQLeSO
 ――――

クーヤ「ここが厨房、あっちが……」

サクヤ「お茶をどうぞ」


 二人に案内されながら、城内を見回る。

 お茶を飲んで暫し休憩。


ゴロー「お、冷たい緑茶」ズズッ

クーヤ「あとは……おお、『ヒエン』」ズズ


 水色と白で染められた鉢金を着けた男がこちらに近付いてきた。


ヒエン「聖上、何をなさっておられるのです」

サクヤ「あ、お兄ちゃ……あっ」

ヒエン「サクヤか。……そちらの方は」ジロリ

ゴロー(警戒されるよなぁ。当たり前の反応だ)

クーヤ「余の客人だ。名をゴローと言う」

ゴロー「初めまして、よろしくお願いいたします」ペコリ

ヒエン「……某(それがし)は『ヒエン』と申す」


 ゲンジマルさんの孫のサクヤさんが兄と言うなら……


ゴロー(某なんて言うのも頷ける)

クーヤ「ヒエンは我がクンネカムンの左大将を務めておる」

ヒエン「聖上! 部外者にそのような事を漏らしてはなりませぬ!」


クーヤ「この通り、堅物でな」

ゴロー(なんだかスイマセン……)


 皇様がまだまだ未熟だから、大変なんだろう。




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