過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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[saga sage]
2012/09/30(日) 16:29:34.85 ID:TOtrVQzSO
ウルト「『聡明なお前の事だ、意味はわかるだろう』」
ハクオロ「つまり、身代(ひとじち)か。だが、今この場に居ない者では…次を……」
ウルト「……『アヴ・カムゥを一体、トゥスクルに預ける』」
ハクオロ「な!?」
ウルト「『サクヤさんと用事が片付いたらそっちに向かう。
この交渉、悪い話じゃないと思うぞ。
アヴ・カムゥの弱点も、ゲンさんが教えてくれるだろう』」
オボロ「それは本当か!」
ゲンジマル「如何にも。あれを行動不能にする術、お教えしましょう」
ハクオロ「……確かに話としては悪くない」
「しかし、それで信じるかと言われたら……」
ウルト「『もし、これでも駄目なら…お前の弱味をばらす』」
ハクオロ「…………うん?」
ウルト「『俺が知らないとでも思ったか、あの人形……』」
ハクオロ「……書いてあるのか」
ウルト「ハクオロ様…そんな事を……」ジトッ
ハクオロ(……不味い、これは不味いっ!!)
トウカ「せ、聖上? 何が?」オロオロ
ウルト「あと…そ、そんな……///」
ハクオロ「な、何が書かれて……」ビクビク
エルルゥ「ハ、ハクオロさん?」
ウルト「『……などなど色々と公表しようかな〜。…なんて考えている』」
ハクオロ(こ、これは交渉じゃない! 脅迫だッ!)
(あの男はやると言ったらやる! そういう奴だ!)
ゲンジマル「……どうなされた?」
ハクオロ(ゲ、ゲンジマルは知らない… 自分で読めば良かったっ!)
(こ、ここは……仕方ない……)
ハクオロ「良いだろう! 我等の命運、汝に預ける!」
トゥスクルの皆「「「???」」」
ゲンジマル「感謝いたしまする」
ハクオロ「さぁ、ウルト。私にその文を……」
ウルト「はい、エルルゥ様。どうぞ」
エルルゥ「……ハクオロさん。そんな……」ジッ…
ベナウィ「ふむ、あれは聖上の仕業……告発文ですか」
オボロ「なんだ? 何があるんだ?」
トウカ「某にも見せていただきたく……」
ウルト「刺激が強いので駄目です」ニッコリ
ハクオロ「\(^o^)/」
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