過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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856:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/30(日) 16:14:36.46 ID:TOtrVQzSO

ハクオロ「……私に兵を率いてクンネカムンに攻込めと…言うのだな」

ゲンジマル「御意に。このゲンジマルが、案内役となりましょうぞ」ザッ


ハクオロ(顔からは真意を読めない…か)


ハクオロ「全て語ってはいないな。他に何を隠している」

ゲンジマル「…………」

ハクオロ「クンネカムンに…オンカミヤムカイも。何を隠している」

ウルト「…………」


ハクオロ「――ウルトも答えられないか。今は追及しないでおこう」

     「ゲンジマル、お前のしている事は明らかな謀反だ」


ハクオロ「お前は主を…クーヤを裏切るというのか」

ゲンジマル「例え裏切り者と罵られ、この身が地獄に堕ちようと……」

      「この決意に変わりはありませぬ」


トウカ「!!」


ゲンジマル「誠の忠義とは…… 君主の道を正す事にありますれば」

ハクオロ「――成程。私も、そうは思う。
     お前の話はわかった。だか、信用とは話が別だ」

ハクオロ「お前がエヴェンクルガであろうが、戦となれば鵜呑みに出来ない」

    「しかもお前は、これ以上を語ろうとしない」

ベナウィ・クロウ「「…………」」


ハクオロ「何の理由も話さず、信用しろとは…蟲が良すぎる」

オボロ「……フン」

ゲンジマル「無論、口先だけで信じて頂こうとは思いませぬ」

ハクオロ「ならばどうする」

ゲンジマル「その文を御覧下され」

ハクオロ「……いいだろう。ウルト、読み上げてくれ」

ウルト「はい」


 「『ハクオロ、ゲンさんから話は聞いたか?』」


ハクオロ「ゲ、ゲンさん!?」ズルッ

ドリグラ「「緊張感台無し……」」


ウルト「『まあ、話の通り。信じてやってくれないか』?
    『同封した紙の書類はサクヤさんを末室に入れる同意書だ』」


ハクオロ「はいぃ?」


ウルト「『可愛らしく、よく気が付く娘さんだ。悪くないと思うぞ』」


エルルゥ「……室」

ハクオロ(な、なんだかエルルゥが怖い……)


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