過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
1- 20
899:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/04(木) 22:56:45.12 ID:9vC2iN/SO

ヒエン『幼き頃から、サクヤは……可愛らしかった』


サクヤ『うぇいっ!?』


ヒエン『気立てもいいし、よく働く。気配りも出来る』

    『だが時々、抜けた事をしてしまう。そこがずっと気掛かりで……』


ハクオロ(……あー、確かに)

ゲンジマル「そうであったとは……」

ゴロー(この爺さん、自分の孫が『うっかりさん』なのを知らなかったのか)


ヒエン『父母にそんなサクヤの事をしかと守れと言われ育ち……』

    『いつしか…某は兄として深く妹を愛すようになっていた』


ヒエン『武士たろうと決心したのもそれが最初のきっかけであった』

オボロ「…………」

ヒエン『けれど、この想いは色恋などではない。純粋なもの』

    『サクヤに我々が虐げられる事のない世を見せてやりたい』


ヒエン『それもまた、某の望む事であります』


サクヤ『お兄ちゃん……』

ヒエン『その為に、自分は力を――』

サクヤ『もう止めてお兄ちゃん! もう十分だよ……』

ヒエン『……サクヤ』

サクヤ『大丈夫。たまにドジをしちゃったりするけど、あたしは元気だから!』

    『だから……家族で争うのなんて止めよう?』

ヒエン『……しかし』


ゲンジ「聖上は某達が止める。クンネカムンの暴走を収め、
     某とも、お主とも違う、共存の道を見つけられるように……」


オボロ「安心しろ。オレ達の兄者は身分なぞ気にしない方だ」

    「國の為に日夜寝る間を惜しんで働いてくれている」


オボロ「それが少し増えるだけだ!」(超いい笑顔)


ハクオロ「勝手に人の睡眠時間を減らす算段をつけるなぁっ!!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1072.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice