100:以下、名無しに変わりましてGN雨傘がお送りいたします[sage]
2012/07/06(金) 22:05:37.63 ID:2v7H0hDv0
―その晩・一夏の部屋―
一夏「結局放課後もセシリアに完封されて終了と。こりゃ最初から接近パターン立て直す必要があるかな……」
一夏「しかし中共のISか……第二世代までは『いつものごとく』ロシアのコピー品に各国技術をぶち込んでたみたいだが……第三世代機はモックアップしか雑誌にゃ載ってないからな」
一夏「ありとあらゆる掲示板の中国軍スレを漁ってみるか……」
箒「入るぞ」
一夏「おー。今日は番茶も入ってますよっと」
ガチャ バタム
箒「いつもの情報収集か?」
一夏「ああ。相手さえわかってりゃ機体の特性調べて対策立てることもできるからな」
一夏「敵を攻めるならまずは情報戦からだ。」
箒「変わったな、お前は。昔なら何も考えずに真っ正直に突っ込んでっただろうに」
一夏「そうか?俺はよくわからないけどな」
一夏「っとと、出たぞ出たぞ」
箒「なんだこれ……海外のサイトか?」
一夏「アメリカ人の軍事バカが作った掲示板だ。ここは世界中から書き込まれてる分の情報はどこよりも速い」
一夏「成都で基地の外から撮られた運用写真か……キャプションによれば艦載運用能力は無し、ただし燃費特化の持続タイプであることは確か……か」
一夏「燃費特化ってあたり、長距離航行が可能って匂わせて台湾やインドへの牽制球にしてるってわけだな」
箒「それだけでよく分かるな……」
一夏「ISはどの兵器よりも国の思惑が形になって出やすいからな……どれ、こっちは武装運用試験の写真か?」
箒「青龍刀型のダブルブレードに、この浮翌遊型のアンロックユニットにも何か仕込まれてるか……」
一夏「だろうな……隠し玉の正体は流石に書いちゃいないが……」
一夏「ただ中距離攻撃手段はあると踏んで間違いない。俺の白式並に狂った機体じゃなきゃな」
一夏「さあて、対策の時間だ……!」
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