17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 22:47:34.42 ID:Zp17LYym0
あの日からまどかは学校にも来なくなった。
私は風の吹き抜ける屋上で、一人佇んでいる。
状況は望ましい、といえば望ましい。
見滝原には私以外の魔法少女が居なくなったので順調にグリーフシードのストックも増えていき、
ついでに巴マミが溜め込んだ大量のグリーフシードを失敬した。
まどかは魔法少女への憧れはなく、魔法少女の真実を知り、自分の命に執着している。
でも・・・。
ほむら「この世界のまどかを・・・守る価値なんてあるの?」
そんな風に思ってしまう。
プレゼント包装のような模様の付いたグリーフシードを掲げると、ポツリと呟いた。
ほむら「ねぇ巴マミ、祈りが裏切られるってどんな気分だったの?」
返事はなく、私の声は青空に吸い込まれていく。
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