過去ログ - ほむら「私の守りたいもの」
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 22:47:34.42 ID:Zp17LYym0

 あの日からまどかは学校にも来なくなった。
 私は風の吹き抜ける屋上で、一人佇んでいる。

 状況は望ましい、といえば望ましい。
 見滝原には私以外の魔法少女が居なくなったので順調にグリーフシードのストックも増えていき、
 ついでに巴マミが溜め込んだ大量のグリーフシードを失敬した。
 まどかは魔法少女への憧れはなく、魔法少女の真実を知り、自分の命に執着している。

 でも・・・。

ほむら「この世界のまどかを・・・守る価値なんてあるの?」

 そんな風に思ってしまう。
 プレゼント包装のような模様の付いたグリーフシードを掲げると、ポツリと呟いた。

ほむら「ねぇ巴マミ、祈りが裏切られるってどんな気分だったの?」

 返事はなく、私の声は青空に吸い込まれていく。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
53Res/23.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice