過去ログ - 千早「わたしの胸が小さいのはどう考えてもプロデューサーが悪い」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/15(日) 12:08:06.14 ID:WBqjBH/SO
お昼になりましたよ?


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:42:38.18 ID:I2qYPAJeo
話しかけようとしては、思いとどまる。

それは春香も同じようで、顔を上げては下を向いていた。


以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:44:01.70 ID:I2qYPAJeo
春香「えへへ……、それでわたし無理やり聞いちゃった」

千早「…………」

春香「プロデューサーさん、すごく困ってたけど、ちゃんと話してくれたよ……。うん」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:45:32.56 ID:I2qYPAJeo
千早「……え?」

想像に反して春香は強いまなざしで私を見ていた。

春香「わたしだってそんなに偉そうなこと言えるほどわかってるわけじゃないけど」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:46:15.09 ID:I2qYPAJeo
春香「わたしね、千早ちゃんがいてくれて本当にホントーによかったって、そう思ってる。……ホントだよ?
   千早ちゃんがいなかったらよかった、だなんてわたし、絶対に思わない」

千早「でも、わたし、わたしは……、だって応援するって、本気でそう、思ってたのに……!」

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:47:44.20 ID:I2qYPAJeo
布団を並べてもぐりこんだ。

春香「ごめんね、急に来たのに泊めてもらっちゃって……」

首をふってそっと手を握った。
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:48:24.78 ID:I2qYPAJeo
千早「うん……、だから私なんだか怖くなって……。
   どれだけ想いあっていても、なにか一つ掛け違ったらダメになるんじゃないかなって。
   いつまでも続く関係なんかないのかなって、そう思ったら、不安で……。
   
   プロデューサーから……、その、聞いたときも最初に感じたのは『怖い』ってそれだけだったの。
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:49:56.28 ID:I2qYPAJeo
春香「だけどね、一つだけ許せないのは、それで千早ちゃんの気持ちを蔑ろにしたってこと。
   どうしようもない面もあるんだろうけど、それでももっと千早ちゃんのこと見てあげて欲しかったな」

千早「……ありがとう」

以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:51:28.81 ID:I2qYPAJeo
千早「私、自分の気持ちがよくわからないの」

すらすらと自分の不安を話すのはむず痒く心細く、それなのに胸のつかえが取れるようで気持ちよかった。

千早「プロデューサーのこと……、その……好き、だとは思うのでもね」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:52:54.20 ID:I2qYPAJeo
春香「そうだねー、例えば……。プロデューサーさんが他の女の子と一緒にいると胸が苦しくなったりしない?」

千早「…………する」

春香「そばにいるとドキドキしたり、安心したりする?」
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:54:34.33 ID:I2qYPAJeo
千早「…………」

春香「恋ってね、嬉しかったりとかだけじゃないんだよ。その人のこと考えてると不安になったり、悲しくなったり……。
   そういう、こう……よくわかんないグチャグチャな一切合切の全部が『恋』なんだよ」

以下略



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