過去ログ - 千早「わたしの胸が小さいのはどう考えてもプロデューサーが悪い」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:47:44.20 ID:I2qYPAJeo
布団を並べてもぐりこんだ。

春香「ごめんね、急に来たのに泊めてもらっちゃって……」

首をふってそっと手を握った。
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:48:24.78 ID:I2qYPAJeo
千早「うん……、だから私なんだか怖くなって……。
   どれだけ想いあっていても、なにか一つ掛け違ったらダメになるんじゃないかなって。
   いつまでも続く関係なんかないのかなって、そう思ったら、不安で……。
   
   プロデューサーから……、その、聞いたときも最初に感じたのは『怖い』ってそれだけだったの。
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:49:56.28 ID:I2qYPAJeo
春香「だけどね、一つだけ許せないのは、それで千早ちゃんの気持ちを蔑ろにしたってこと。
   どうしようもない面もあるんだろうけど、それでももっと千早ちゃんのこと見てあげて欲しかったな」

千早「……ありがとう」

以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:51:28.81 ID:I2qYPAJeo
千早「私、自分の気持ちがよくわからないの」

すらすらと自分の不安を話すのはむず痒く心細く、それなのに胸のつかえが取れるようで気持ちよかった。

千早「プロデューサーのこと……、その……好き、だとは思うのでもね」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:52:54.20 ID:I2qYPAJeo
春香「そうだねー、例えば……。プロデューサーさんが他の女の子と一緒にいると胸が苦しくなったりしない?」

千早「…………する」

春香「そばにいるとドキドキしたり、安心したりする?」
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:54:34.33 ID:I2qYPAJeo
千早「…………」

春香「恋ってね、嬉しかったりとかだけじゃないんだよ。その人のこと考えてると不安になったり、悲しくなったり……。
   そういう、こう……よくわかんないグチャグチャな一切合切の全部が『恋』なんだよ」

以下略



72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2012/07/15(日) 15:07:47.14 ID:R8ygxXe5o
乙です

こう、息をつめて読みいっちゃう、そんな感じ。


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/07/15(日) 15:24:59.94 ID:/Z0RLI96o



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/15(日) 17:41:17.73 ID:WBqjBH/SO


閣下さんは俺がもらうわ


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 18:04:52.66 ID:I2qYPAJeo
朝食は昨日の残りを使ってしっかりと取った。

たまにはこんな朝もいい。

春香が残った食材の使い方をベタベタと冷蔵庫に貼っているのを見ながら思った。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 18:05:20.50 ID:I2qYPAJeo
事務所のドアを開けて挨拶すると音無さんが目をパチクリさせていた。

小鳥「あ、あら?千早ちゃん今日はお休みよ?」

千早「おはようございます。プロデューサーはどこですか?」
以下略



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