過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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212: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:35:59.04 ID:SxJr/XdDO
京介side

「・・・京介?」
「・・・ベランダでなにしてんのあんた?」
「んー?」
以下略



213: ◆6U1bthnhy6[sage saga]
2012/08/04(土) 09:37:17.46 ID:SxJr/XdDO

俺が大学を卒業してすぐ。
今俺は、桐乃と黒猫とで郊外のマンションに住んでいた。

「・・・そんなによく見えるの?」
以下略



214: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:39:34.83 ID:SxJr/XdDO

そしてまた星を見上げる黒猫。
でも俺は、星に目を移さず、そのまま黒猫の綺麗な横顔を見続けた。
あの頃と違い、もう猫耳をつけていない彼女の顔を。

以下略



215: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:40:33.85 ID:SxJr/XdDO

気が付けば桐乃が俺の顔を覗き込んでいた。

「・・・どしたの?締りの無い顔がもっと緩んでるよ?」
「・・・」
以下略



216: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:41:10.98 ID:SxJr/XdDO

黒猫の心情そっちのけで、俺たちの思いだけぶつけるなんてよ。
バカだったと思う。
ガキだったと思う。
それでも・・・俺たちは必死にあがいていたんだ。
以下略



217: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:43:04.39 ID:SxJr/XdDO
続いて黒猫side

「・・・京介?」
「・・・ベランダでなにしてんのあんた?」
「んー?」
以下略



218: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:44:19.24 ID:SxJr/XdDO

彼が大学を卒業した翌4月。
今私は、彼と桐乃と一緒に郊外のマンションに住んでいた。

「・・・そんなによく見えるの?」
以下略



219: ◆6U1bthnhy6[sage saga]
2012/08/04(土) 09:47:09.49 ID:SxJr/XdDO

「・・・見惚れてるとかチョーありえないんですけど?」
「げ」

何事かと目を向けると、そこには彼の耳元に口を寄せている彼女・・・桐乃の姿があった。
以下略



220: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:48:04.16 ID:SxJr/XdDO

『なんで・・・?私が離れようと離れまいと、あなたたちに関係ないでしょう!?』
『あんたそれ・・・本気で言ってんの?』
『ほ、本気よっ!卒業してしまえばもう関係なくなるじゃない!それのどこが・・・』
『俺たちが嫌なんだよっ!』
以下略



221: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/08/04(土) 09:50:12.08 ID:SxJr/XdDO
ラスト、桐乃side。

「・・・京介?」
「・・・ベランダでなにしてんのあんた?」
「んー?」
以下略



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