過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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131: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:26:46.52 ID:MMWw0PiG0
寮に着き、食事を済ませて後は風呂に入って寝るだけになった時、白井の携帯が鳴った。
白井の携帯は見た目はやたら近未来的だ。
だが肝心のその実用性はというと、白井曰く「小さいから画面が見にくい、無くしやすい、ボタンが押しにくい」で三拍子そろっているらしい。
美琴も見た目だけのただのハッタリ携帯という評価を下している。
美琴は買い換えれば? と提案もしたことがあるのだが、これより近未来的な携帯が出ればすぐにでも買い換えたい、だそうだ。
あくまで重要なのは見た目がどれだけ未来的かどうかであるらしい。

「もしもし、白井ですの。初春、こんな時間になんですの? これからお姉様との熱い夜が待っていますのに…… ッ!?
それは本当ですの!?」

電話に出た白井が突如大声をあげる。なにか嫌なことが起きたのは明白だ。

「分かりましたの。すぐに向かいますわ!」

「ちょっと黒子、なにがあったの!?」

白井は一瞬動きを止め、美琴に話すべきか逡巡したようだったが、すぐに口を開いた。
美琴も無関係ではないと判断したのだろう。


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