過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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130: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:26:12.13 ID:MMWw0PiG0
初春は結構な量を食べていたのに、さらに追加注文していた。
これだけ甘いものを食べて太らないのはもう一種の才能のようにも思える。
ちなみに一応言っておくと、彼女とて体重を全く気にしていないわけではない。
なのに何故こんなに甘いものを食べるのか。彼女曰く、「そこに、それがあるからです」だそうだ。
世界の誰もが納得する理由である。多分。

それからも四人は話に花を咲かせた。ネタは尽きないのだろうか、と疑問を抱くほどに。
美琴はこの何気ない日常を噛み締めていた。
当然だと思っていた日常は、ちょっとしたことで驚くほど簡単に失われることを分かっていたから。
だからこそ、こうした一コマ一コマを大切にしたい。

もともと放課後の集まりだったので、それほど時間に余裕があったわけでもなかった。
門限が近かったので美琴と白井は二人に別れを告げ、帰路についた。

「久しぶりにみんなで話せて楽しかったですの」

「そうね。あの二人には大体なんでも話せるし。やっぱり持つべきものは友達よね」

「わたくしもお姉様にはなんでもオープンですわよ? たとえばわたくしの溢れんばかりのお姉様への愛とか……」

「それは永遠にしまっときなさい」


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