過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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228: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 00:58:31.03 ID:Qx8SU8E50
白井も美琴に言われ襲撃者の存在に気付いたようだったが、遅い。

ドゴッ!! と。
嫌な音がした後、襲撃者に殴り倒された白井はそのまま倒れこんだ。

以下略



229: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 00:59:39.32 ID:Qx8SU8E50
「超安心してください。気絶させただけです」

冷静さを取り戻して確認してみると、たしかに気を失っているだけのようだった。
しかし白井が傷つけられたことに変わりはない。美琴はその眼に怒りの炎を燃やしながら振り向いた。

以下略



230: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:00:42.30 ID:Qx8SU8E50
(これ……催涙性のガスか……! それもやたらと強力な……油断した!)

しばらくしてようやく痛みが引いた時にはとっくに襲撃者は消えていた。どこに行ったのか見当もつかない。
美琴は硬く拳を握り締めたが、すぐにふぅ、と一息ついて全身の力を抜いた。
逃がしてしまったものは仕方ない、これから切り替えて行こう。そう考えた美琴はとりあえず白井をどこかへ運ぼうとした。
以下略



231: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:01:41.72 ID:Qx8SU8E50
なにかが頭にひっかかったが、すぐに二撃目三撃目が飛んできたので考えている暇はなかった。
そのまま後ろへ移動してかわすと次から次へと光線が撃ち込まれてくる。
狙いは美琴。白井は標的になっていないことに気付いた美琴は、急いでその場を離れた。これで白井が巻き込まれることはない。
光線の狙いは的確だった。
すぐに回避しきれなくなった美琴は、磁力を用い高速かつランダムに、立体的に動いて回避を試みた。
以下略



232: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:02:39.35 ID:Qx8SU8E50
(おかしい。いくらなんでも狙いが正確すぎる。向こうに私の居場所を特定できるような能力者が?
いや、それよりこれはあの時の……)

美琴にはこの光線に見覚えがあった。
『絶対能力進化計画』を止めるために研究所を破壊して回っていた時に交戦した女性が使っていたものだ。
以下略



233: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:04:08.24 ID:Qx8SU8E50
美琴はこの一方的な状況を打破すべく、光線が撃ち込まれたその瞬間に入れ違いのようにコインを弾いた。
超電磁砲。学園都市第三位たる彼女の代名詞でもある。
光線によって空いた穴に音速の三倍もの速度で超電磁砲が撃ち込まれ、轟音を立て巨大な穴を空けた。
その大穴の中を進んでいくと、女性二人の姿が見えた。
一人は長めの茶髪に明るい色のコートを着ている。
以下略



234: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:05:26.32 ID:Qx8SU8E50





以下略



235: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:06:36.84 ID:Qx8SU8E50
そんなフレンダだから、何者かが侵入してきたことに気付いた時は焦っていた。

(ちょ、ちょっとマジで来ちゃったの!?
なんでよりによって私のとこに来るのよ!? 不幸って訳よ〜!!)

以下略



236: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:11:54.63 ID:Qx8SU8E50
起爆用リモコンを用い男の近くにある爆弾を仕込んだぬいぐるみを四つ爆発させる。
何も知らずに歩いていた男は爆発に飲み込まれた。
轟音と共にあたりが粉塵につつまれる。
だがフレンダは攻撃の手を休めない。
起爆用ツールであらかじめ床、壁、天井問わず張り巡らせておいた導火線に着火させる。
以下略



237: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:12:35.82 ID:Qx8SU8E50
早くもギャラの使い道を考えていたフレンダだったが、突如吹いた謎の突風に思考を中断する。
明らかに自然風ではない。第一ここは屋内だ。
まさか、と思い先ほど男を潰した瓦礫の山を振り返るフレンダ。
すると、振り返った彼女の目前にコンクリート片が迫っていた。

以下略



238: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:19:10.76 ID:Qx8SU8E50
(能力者? それも高位の…… ちっ、面倒な……!)

「痛ってえな」

本当にそうなのか分からないほど自然に、男は言った。
以下略



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