過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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238: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:19:10.76 ID:Qx8SU8E50
(能力者? それも高位の…… ちっ、面倒な……!)

「痛ってえな」

本当にそうなのか分からないほど自然に、男は言った。
以下略



239: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:19:39.23 ID:Qx8SU8E50
男がゆっくりと近づいてくる。
対してフレンダは冷や汗を浮かべながら背中にこっそりと手を回し、導火線の起爆用ツールを取り出す。

(あと少し。あと三歩……いや四歩)

以下略



240: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:20:21.55 ID:Qx8SU8E50
予め耳栓を装着していたフレンダはすぐさま追撃を図る。
スカートの中から何かを六つ取り出した。
それは三〇cm程度の長さの棒の先に、サメのような目と牙が描かれたスペースシャトルの形をしたものが取り付けられていた。
それを両手の人差し指と中指、薬指、そして小指を使ってそれぞれ挟み動けなくなっている男へ向け射出する。

以下略



241: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:21:13.69 ID:Qx8SU8E50
耳栓をつけていなかったらフレンダの耳がどうにかなっていただろう。
スカートの中から学園都市製の酸素スプレーを取り出し、爆発によって失われた酸素を補給する。
とにかくこれで終わった。フレンダは今度こそ勝利を確信していた。

(ここまでやって生きてたらバケモンって訳よ。万一生きてたとしてももう死にかけのはず)
以下略



242: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:24:31.69 ID:Qx8SU8E50
フレンダの動きがピタリと止まる。
何か背中に冷たいものが走る。冷や汗が止まらない。
ゆっくり、ゆっくり振り返ると無傷の男がすぐ近くまで歩いてきていた。
一瞬、視界に純白の翼のようなものが映ったような、気がした。
あれだけやって尚傷ひとつつけられないこの男。
以下略



243: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:25:37.61 ID:Qx8SU8E50
「あ…あぁ……」

ガタガタと体が震えだす。歯もガチガチと鳴り出した。
彼女が“恐怖”というものを真に理解した瞬間だった。

以下略



244: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:26:15.26 ID:Qx8SU8E50





以下略



245: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/25(水) 01:31:23.43 ID:Qx8SU8E50
投下終了。
今更だけど、初春の頼んだウルトラミサイルパフェとハイパープラズマショートケーキの元ネタが分かった人は何人いるのか……

ちなみに>>1はコテコテの文型です。なので、物理的なツッコミは一切受け付けません。一切受け付けません。

以下略



246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/25(水) 01:50:13.56 ID:pE+Jlds30
こんなとこで切られると続きが気になるじゃないか 乙!

自分も文系だからツッコめない 
ただ前回に引き続き今回も運の無かったフレンダに救いの手があることを願う  元ネタはあれだよな


247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/07/25(水) 02:54:24.47 ID:XXo11dIuo



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/07/25(水) 03:07:19.81 ID:4DCn7EMAO
工場t…じゃない…誰なんだ(迫真


乙!
そういや2回交戦したらしいね


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