過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:28:35.19 ID:QwkuR3+w0
少しして、一方通行は全身に入っていた力を抜く。
深呼吸を何度か繰り返し、荒くなった呼吸を落ち着ける。
怒りが消えたわけではない。しかしある程度頭は冷えた。
「……第三次製造計画がまだ動き出していないってのはどォいうことだ。
以下略
702
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:29:46.42 ID:QwkuR3+w0
それを聞いた一方通行はあまり時間は残されていないと感じた。
プロトタイプの完成がいつになるかは分からない。
だが完成してしまえば終わってしまえば後は早い。
こういうものは一番最初が難しいのだ。
しかしそれが終われば後は作業を繰り返すのみ。
以下略
703
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:30:46.11 ID:QwkuR3+w0
『第三次製造計画のことだって、私だけでは掴めなかっただろう。
協力者がいたからこそだ』
「協力者、だと?
ハッ、上の意向に楯突こうとしてるオマエらに協力する馬鹿がいンのかよ?
以下略
704
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:31:40.98 ID:QwkuR3+w0
ここ学園都市では人口の八割が学生、つまり未成年だ。
選挙権を持たない八割ものマジョリティはたった二割のマイノリティが定めたことに抗う術がない。
そこで立ち上がったのが親船最中。
彼女の体を張った態度に感銘を受けたのか、公演を行うために満場近くにまで人が入るのだ。
以下略
705
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:32:25.33 ID:QwkuR3+w0
『とにかく、私たちももう少し詳しいところまで調べている。
やはり難航しているがな』
「何か分かったら連絡するけど」
以下略
706
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:34:23.88 ID:QwkuR3+w0
「簡単なことだけど。
どうやらお前は『実験』関連施設を回っているようだったからな。
第七学区で君がまだ行っていないのはここだけだったからだけど。
よっぽど情報に飢えてたんだろう? 私たちを存分に頼ってもらって構わないけど」
以下略
707
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:35:09.03 ID:QwkuR3+w0
「落ち着け。君が彼女を『闇』に関わらせたくないと思っているのは分かっているけど。
私とて善人である第三位を巻き込むのは心が痛いけど。何よりも第一位を表立って敵に回すようなことはしないさ」
「……言っとくが妹達やオリジナル、その他関係者に手ェ出してみろ。
その日がオマエの命日だ」
以下略
708
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:36:01.02 ID:QwkuR3+w0
「行ったか」
以下略
709
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:36:27.13 ID:QwkuR3+w0
『そう、だな。
だがこちらには簡単には手を出せまい。
奴にも立場があるからな』
雲川はそこで通信を切り、立ち上がって伸びをする。
以下略
710
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:42:24.90 ID:QwkuR3+w0
投下終了
はい、第三次製造計画のお話でした
第二章のタイトルは当初 The Third Season.にしようかと思ったのですが、思いっきりネタバレだったので。
考えた末、The Third Birth.という表現に落ち着きました
以下略
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