過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
1- 20
834: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:45:04.97 ID:U7R2hebo0
二人に続けて非難され、しかし何も言い返せない上条。
こころなしか涙すら浮かべているように見える。
唐揚げを食べながらサクサクと解いていた美琴と垣根は、一時間もかからずに終わらせてしまった。
一方、たった四枚のプリントが未だに終わっていない上条。
というか、問題が解けないので進んでいるはずがなかった。
以下略



835: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:45:31.81 ID:U7R2hebo0
「それにここ、ピョートル一世じゃなくてエカチェリーナ二世よ」

「ちなみにこの『ナリ』は形容動詞じゃなく伝聞推定の助動詞な」

「一molは六,〇二×一〇の二三乗よ。これくらい覚えてなさいよ」
以下略



836: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:46:31.04 ID:U7R2hebo0
頭を押えてうずくまっている上条。
顔を見合わせて盛大にため息をつく垣根と美琴。
小動物のように丸まってる上条を見ても保護欲はちっとも沸かなかった。
むしろ張り倒してえ、とか思う垣根。

以下略



837: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:47:08.74 ID:U7R2hebo0
「でもアンタ、こんなんだと本当に留年するわよ?
せめてテストでくらい点とっとかないと……」

「その馬鹿に教えてやれよ美琴センセー。つきっきりで」

以下略



838: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:47:43.74 ID:U7R2hebo0
「あー……テスト前はお願いしたい……かも」

「情けねえなあ空条……」

「空条!? 頭空っぽってことですか!?
以下略



839: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:48:29.16 ID:U7R2hebo0
そう言って照れ隠しなのか上条に関節技をかける美琴。
垣根誤射事件があって以来、美琴が上条に対して電撃を放つことは一切なくなった。
だがそれから上条の態度がやたら強気になったので、最近になって美琴は風紀委員の訓練を受けている白井を倒すほどの体術に更に磨きをかけていた。
ちなみに上条の態度がどれほど変わったかというと、変化前を知らない垣根ですら「うぜえ」と思うレベルである。
といっても、垣根はしゅっちゅう「うぜえ」とか言っているので、あまりアテにはならないかもしれない。
以下略



840: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:49:10.78 ID:U7R2hebo0
「よう上条。御坂と密着した感覚はどうだったよ?」

「そりゃあ柔らかくて良い匂……って何言わせてんだ垣根ぇ!!」

「や、やわらか……匂い……///」
以下略



841: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:49:58.54 ID:U7R2hebo0
「空条って言うのやめてくださいマジお願いします……あ、プリントのことはありがとうな。
ゲーセンはまぁ、俺は別にいいけど」

「私も賛成」

以下略



842: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:50:25.83 ID:U7R2hebo0





以下略



843: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/28(金) 18:50:57.45 ID:U7R2hebo0
「んで? 何すんだ?」

「んー。私は携帯を買いたいのよね」

「ああ? お前の持ってるそれじゃ駄目なのかよ?」
以下略



1002Res/474.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice