過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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95: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/18(水) 23:30:33.01 ID:nE0vsstG0
しかしやはり撃退するには火力が足りなかったようで、少しだけ威力を上げることにする。
電撃を浴びながら恍惚とした表情を浮かべて悶えている白井を見て、美琴は大きなため息をついた。
変態要素さえなくなれば、友達想いの心優しい後輩なのだが。

いまだに余韻にひたっている白井に一言断ってから、美琴は洗面所で洗顔や歯磨きを済ませる。
ようやく通常モードに戻った白井の身支度が整うのを待って、一緒に朝食をとるため食堂に向かった。




この日、美琴はえらくご機嫌だった。授業の内容は全く頭に入ってきていないが、さして問題にはならない。
常盤台が大学レベルの授業を行っているとはいえ、学園都市第三位の頭脳を持つ美琴には今さら改めて聞かされるようなものでもないのだ。

一般に、学園都市において能力者のレベルと頭の良さは比例する。
学園都市第一位とは即ち、学園都市最高の頭脳の持ち主を指すように。
だが、注意しなくてはならないのはレベルの高さ=頭の良さは成り立っても、頭の良さ=レベルの高さが成り立つとは限らない、ということだ。
いわゆる必要条件だとか十分条件の話である。


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