49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 21:24:40.00 ID:B8whUwhOo
765プロに所属する面々はどの方も情が深く、手厚く歓迎してくれました。
それとは間逆に日一日と厳しくなる酷暑は、山と違いひどく辛くまるで拒絶しているようです。
長く伸びた尾を巻きつけると薄暗い部屋で白い鱗がわずかな光を反射しました。
この半月ほどで、傷のほうはだいぶ回復してきました。
力のほうはまだ一割も戻っておりませんが、当座はこれで十分でしょう。
それよりもあの黒僧に見つからないように注意せねばなりません。
私は自戒を込めて身を縮めると、化身しました。
鱗は衣服に、身は人の姿に、余った尾は髪に変わりました。
周囲に人のいない事を確かめると、赤錆でボロボロになった梯子に手をかけました。
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