52:μ[saga]
2012/08/04(土) 19:43:59.93 ID:+h5IACDF0
「じゃあ、塗るわよ、唯」
「ほ……、ほいさ!」
躊躇いがちな唯の言葉を皮切りに、
私はまず唯の背中にオリーブオイルを塗り始める。
背中全体に塗り広げる事自体は簡単だった。
けれど、オリーブオイルの量が多過ぎたのか、
オイルが唯の背中から肩や胸の方にどんどん流れ落ちていく。
これでは素人丸出しだ。
焦って流れ落ちるオイルをどうにか手で追い掛け、
私の手の中に唯の小ぶりな乳房の感触が広がったと思うと……。
「うぁんっ!」
突然、唯が小さな悲鳴を上げた。
その悲鳴の甲高さから考えるに、私の指先が唯の乳首を少し擦ってしまったようだ。
唯が軽く頬を赤くして、私の方に顔を向ける。
「も……、もー……。
和ちゃんったら何してるのー……?」
「ごめんなさい、唯。
オイル塗るのが存外に難しくて……。
でも、自分の実力不足が分かって逆によかったかもしれないわね。
今、練習しておかなかったら、
自分のオイル塗りが未熟って事すら分からなかったわけだから……。
って……、何、上半身起こしてるのよ、唯」
「いやー、ちょっと……」
唯が非常に悪い顔をして微笑んでいた。
この子がこんな顔をしている時は大抵ろくな事にならない。
念の為身構えていると、やっぱりそれは突然起こった。
「隙ありっ!」
「えっ?」
私は軽く叫び声を上げてしまう。
狭い風呂場の中で、唯が唐突に私に飛び掛かって来たからだ。
唯の平たいながら女性の肉体の感触を私は全身で感じる。
幼馴染みの全裸の肉体を……、感じる……。
唯に馬乗りになられた私は少し上擦った声で唯に訊ねる。
「な……、何をするのよ、唯……」
「くすぐったい事したお返しだよー!
ほらほら、和ちゃんも喰らえー!」
そう言って、唯が私の手からオリーブオイルを奪い取る。
そのまま中身を私の身体の上にぶちまけた。
オイルが絡み付き、唯と私の肉体を更に全身で絡ませる。
二人の全身が溶け合うように繋がっていく……。
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