過去ログ - 恒一「ポケモンバトルに負けたら廃人になる現象?」
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139:VIPにかわりましてHAIJINがお送りします[saga]
2012/07/26(木) 22:29:11.31 ID:zcXQwNaT0

午後3時までに皆自分のパーティ構成のイメージを固めてシートに記入して三神先生に提出し、夕食の時間である午後7時までいったん自由行動となった。

自由行動と言ってもこの時間はポケモンの厳選と育成の時間に充てられることになる。

夕食後は男女時間を分けて入浴し、そのあとは午後9時から11時まで自主学習時間。ポケモン以外の―――中学生らしい勉強の時間だ。

この二時間だけはゲームから離れられるよう、三神先生と千曳先生がゲームボーイを回収するのでこの時間は誰もポケモンの育成ができない。

ポケモンを育成する時間が多く確保できないのは残念だが、高校受験を控えた中学生の夏の勉強時間が2時間と考えると短すぎるぐらいだ。

勉強を終えると12時までには就寝というスケジュールが組まれてある。ちなみに起床は午前6時半。

ゲーム漬けなことを除けば実に健康的な合宿だろう。


でもって今は僕たち6人のコーチによるパーティ鑑定が終わった後の自由時間だ。



小椋「榊原君」

恒一「何か用?」

小椋「今、用事とかなかったらついてきてほしいんだけど」

恒一「用事はないけど……どうしたの?」

小椋「ちょっと、ね」



記念館の外 正面玄関前


小椋「榊原君、前に戦ったときさ、兄貴の話したよね」

恒一「言ってたね」

恒一「お兄さん、どうかしたの?」

小椋「兄貴がね……負けたの」

恒一「負けたって――――まさか、ヨミヤマミサキに?」

小椋「……」コクリ

小椋「みんな彩のことに気を取られているけど、実は私の兄貴もなんだ」

恒一「このことは赤沢さんたちには?」

小椋「もう言った」

恒一「……そう」

小椋「……何も言わないんだ、榊原君は」

恒一「言って小椋さんの気が楽になるならもう何か言ってるよ」

小椋「……そうだよね、ありがと」

小椋「ねえ」

小椋「ちょっと兄貴の話をしてもいいかな」





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