過去ログ - 恒一「ポケモンバトルに負けたら廃人になる現象?」
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216:VIPにかわりましてHAIJINがお送りします[saga]
2012/07/30(月) 00:07:32.41 ID:Gz7G7S2q0


合宿二日目は以下のような予定になっている。

午前6時半に起床。すぐに全員ジャージに着替えて中庭に集合し、朝の体操も兼ねて夜見山神社にお参りする。

お参りした後は清掃を行って合宿所に戻り、朝食をとる。

朝食をとった後は各自ポケモンの育成を行ったり対戦する時間だ。しかし朝からぶっ通しでゲームをしては

眼に負担がかかるので、怜子さんと千曳先生が定めた時間に全員休憩をとる形だ。

昼食後も同じような流れで、夕食後は一日目と違い入浴後もポケモンの育成ができるようになっている。

現在僕たち三年三組は夜見山神社から帰ってきて朝食を取り終え、ポケモン育成の時間を過ごしている。

僕はというと、見崎の部屋でポケモンバトルをしている。

少々実験的なパーティを組んでみて、見崎が義眼について言っていたことがどこまで本当かどうか確かめるためだ。

結果は――――



恒一「」チーン

鳴「………そのパーティだったらそうなるよ、榊原君」

恒一「本当のことだったのか……」

鳴「これでやっと信じたでしょ」

恒一「回避率+6に命中率-6にしても技がことごとく当たるからね。影分身ゲーが崩壊した瞬間を見たよ」

恒一「その状態でメガトンキックが当たるかフツー」

鳴「計算してみたけど単純計算でも当たりようがないね。つくづく封印していてよかった代物だと思うよ」


この戦いで見崎が使用したポケモンはチャンピオンロードで捕まえたゴーリキーに"メガトンキック"、"メガトンパンチ"、"じごくぐるま"、"きあいだめ"という技構成。

対する僕の手持ちはハナダのどうくつで捕まえたユンゲラー2匹。フラッシュと影分身を覚えさせ、後の二つはリフレクターと自己再生と

攻める気がまるでない技構成にして、本当に技が当たる技のか見せてもらった。

レベル差がありユンゲラーにリフレクターとじこさいせいがある分昨日のペルシアン戦より状況は悪いはずなのだが

見崎はこれら命中率に難ありの3つの技をランダムに使ってきてそれらがすべて命中しているという嘘みたいな状況を作り上げていた。

そして見崎が『ユンゲラーにあと何回技を当てれば勝てるか』宣言し、その宣言通りにユンゲラーは倒れたのだ。

義眼の力は本当だったのである。


恒一「ねえ見崎。これならケンタロスに角ドリルと地割れを覚えさせてあとは影分身とふぶきにしたら無敵なんじゃないの?」

鳴「試したことあるけど、一撃技を撃てって義眼が教えてくれることは少ないの」

恒一「そうなんだ。まあ、もしそうなら反則ってレベルじゃないよね」

鳴「当たるときは当たるんだけど、ね」

鳴「そういえばあれから赤沢さんとちゃんと話はできたの?

恒一「それが……」


あれから赤沢さんに避けられているらしく近づくとすぐ離れて行ってしまう。

和久井君は赤沢さんと話ができたようだが、僕は赤沢さんと気まずい雰囲気になってしまっている。



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