過去ログ - 恒一「ポケモンバトルに負けたら廃人になる現象?」
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277:VIPにかわりましてHAIJINがお送りします[saga]
2012/08/11(土) 23:10:14.65 ID:eCiHVmgP0



恒一「まさか風見君が―――でも勅使河原の言ってたことが本当だったら風見君は勅使河原に負けたのにヨミヤマミサキに遭遇したってことだよな」

恒一「勅使河原にマグレ負けしたからって自棄になったとか……ありえなくはないか」

小椋「あっ榊原君!」

恒一「小椋さん!ごめん今急いで」

小椋「ちょっとどういうこと!?多佳子から聞いたけど見崎さんが負けたって何それ!?」

恒一「あー……」

小椋「何か知ってるみたいね。教えてもらうわ」

恒一「ごめん小椋さん本当に今それどころじゃ」

小椋「ふうん」ダキッ ギュッ

恒一「!?」

小椋「私も今それどころじゃないの。ちゃんと答えて」

恒一「……わかったよ。人に聞かれるわけにはいかないから僕の部屋に来て」

小椋「変なことする気じゃないよね」

恒一「そんなことをやってる場合じゃない。こっちも深刻なんだ」

小椋「わかったわ。その話も含めて榊原君の部屋で話しましょ」



勢いに押されて僕の部屋で情報交換することになったが、小椋さんは杉浦さんが見崎に勝ったことについて僕に聞いてきた。

話を聞いてみると、彼女は見崎の考えを半分以上見抜いていた。見崎が誰かに手加減してわざと負けることで、ヨミヤマミサキを呼び出す状態を作り出させる、というところまで。

その『誰か』を杉浦さんにしたと小椋さんは考えていたみたいだったが、もうここまで察している以上隠し通しても疑いが深まるだけなので

風見君が今まさにヨミヤマミサキと戦っていることと、見崎に何かあったとき『つよいもの』を継いでくれという伝言も含めてすべて話した。



小椋「――――バカじゃないの?」

恒一「小椋さんはやっぱり認められないんだね」

小椋「当り前よ!そんな方法危険すぎる。リスクが大きすぎる。もしヨミヤマミサキが1日3人の縛りを破ってこなかったらどうするつもり!?」

小椋「下手しなくても廃人を増やすだけになる!」

恒一「……この作戦、たぶん最後は見崎本人が戦うことになると思う。それで、見崎から小椋さんに伝言があるんだけど」

小椋「私に?」

恒一「自分がもしヨミヤマミサキに負けることがあれば、小椋さんが『つよいもの』を継いでくれ。って」

小椋「いや」

小椋「何のために私がゆかりと中尾君の席が空いた対策係を蹴ってると思ってんの」

小椋「とにかく私は嫌。というより、もう遅いよ、榊原君」

恒一「どうして―――――まさか小椋さん君は」

小椋「今の話、丁度このタイミングで聞けて良かったわ――――榊原君、ありがとう」






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