過去ログ - 恒一「ポケモンバトルに負けたら廃人になる現象?」
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83:VIPにかわりましてHAIJINがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 22:48:32.33 ID:mLHqPfk40
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後で父さんや怜子さんに聞いたところ、家の納屋に昔の写真が収められているということなので、なるべく早く探してみることにしよう。

そして僕は旧校舎に残された『現象を止めるための手がかり』を探すため、勅使河原と一緒に望月と待ち合わせをしている美術部の部室に向かった。


午後二時。



勅使河原「小椋が強いってのはわかったけど、一応実力があるかどうか見るぞ。俺が実力あるって判断したら連れて行くってことでいいな?」

恒一「それでいいよ」

勅使河原「夏休み前、教室で赤沢達が演劇部の夏の練習について話してたから、部活が終わる時間はこの時間で合ってるはず」

恒一「ストーカーみたいなことするなよ」

勅使河原「いやいやいや俺は断じてそんなつもりで聞いたわけじゃ―――ほらっあっちから来たぜ!」



綾野「―――でさー」

小椋「よかったじゃん――――」

綾野「でも―――」

恒一「綾野さん、小椋さん」

綾野「おおっ、こういっちゃんとてっしーじゃん」

小椋「帰宅部のエースが何しに来たの?」

勅使河原「ちょっと望月と待ち合わせをしててな」

小椋「夏休みに?」

恒一「まあいろいろあってね。ちょっと小椋さんにも用があったし」

小椋「私に?」

恒一「見崎がやたら小椋さんの事を褒めてたから、一度戦ってみたいと思ってたんだ」

恒一「望月と待ち合わせしてるけど、その間に小椋さんを探してたんだよ」

綾野(ほうほう……これは由美、チャンス到来だよ)

小椋(何がよ!?)

綾野(だって夏休みにわざわざ学校来て由美を探してるってことは、つまりそういうことだって)

小椋(まっまさか、榊原君が?でも榊原君は見崎さんと付き合ってるんじゃ……)

綾野「こういっちゃん、由美は一緒に来られないから私がついてきていい?」

小椋「ちょっ彩!」

綾野「私あれから強くなったんだし、私もこういっちゃんと戦いたいなって思ってたの」

恒一「小椋さん、綾野さんと先に対戦してもいい?」

小椋「なんで私の許可がいるのよ……いいけど、次は私と対戦ね」

恒一「わかった」

綾野「じゃあ、また通信ケーブルを引いてっと」



勅使河原(なんとなくだけどサカキ爆発しろと言いたくなってきた)

小椋「勅使河原、ゲームボーイ出して。対戦よ」

勅使河原「えっ俺とやんの?!」

小椋「うるさい肩慣らしよ、勝負!」

勅使河原「ちょ――――っ!」


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