過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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34: ◆Y9E2ABw2YKVM[sage saga]
2012/07/21(土) 22:04:57.69 ID:X9vlZUyI0
―― まどルーム ――
まどか「でもこれからどうするの?」
夕食も済み、お風呂にも入った私達は今後の予定を話し合うことにした。
ちなみにお風呂に一緒に入ろうとしたところ
ほどか『お父さんのえっち! 変態!』
との御言葉により一緒には入れませんでした。
解せぬ。
ほどか「そうですね、これからのことを話す前に、まず私がなぜこの時代に来たのかを話しますね」
そういって椅子に腰かけ、私のぬいぐるみを抱きながらほどかちゃんは話し始める。
しかしぬいぐるみを抱く姿も絵になるねー。ティヒヒ。
まどか「たしか、お母さんを助けるとか言ってたよね? それと関係があるの?」
ママを助ける。
この言葉を考えるとなんだか物騒なことを連想してしまうけどどうなんだろう。
ほどか「はい。私のお母さん、つまりあなたの妻であるほむらさんが私が幼いころに亡くなったと話しましたよね?」
改めて妻とか言われるとなんだか違和感バリバリだけど、話が進まないのでとりあえず頷いておく。
まどか「体が弱かったからだよね」
ほどか「……実はそれは嘘なんです」
まどか「え?」
なんだか衝撃的な事を告げるほどかちゃん。
嘘って……。ならどうしてほむらちゃんは。
ほどか「体が弱いというのは嘘ではないんですけど、
お母さんは魔法少女になってからは魔法の力で体は丈夫になっていたみたいですから、出産にも耐えられたはずです」
ほむらちゃんも魔法少女なんだ……。
なんだか親子揃って魔法少女とかすごいなー。
まぁそれはいいか。
まどか「じゃあどうしてほむらちゃんは……」
ほどか「……。いまから一か月後にワルプルギスの夜という大型の魔女が現れます」
まどか「ワルプルギスの夜?」
ほどか「はい。その魔女は凄く強力な魔女でお母さんはこの街を守るために戦ったんですが、その魔女との戦いで呪いを受けてしまったんです」
まどか「呪いって……。まさかそのせいで」
ほどか「はい……。
ですから、私はお母さんがワルプルギスの夜との戦いの際に呪いを受けないように一緒に戦い、その呪いのせいで死んでしまう未来を変えたいんです」
そこまで話すとほどかちゃんは一呼吸置く。
そして、
ほどか「それが、私が未来からこの時代に来た理由です」
っと、彼女は真剣な瞳でそう告げる。
その瞳は固い決意を宿していて、その目的を果たす為ならばどのような困難にも打ち勝ってみせるといわんばかりだった。
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