過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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36: ◆Y9E2ABw2YKVM[sage saga]
2012/07/21(土) 22:05:23.80 ID:X9vlZUyI0
まどか「……。うん。わかったよ」

彼女の決意を受け、私は自分がすべきこと出来ることをしようと考える。
だって、娘であるこの子がそんな大変なことに立ち向かってるのに親である私が逃げるわけにはいかないもん。

まどか「で、私はなにを手伝えばいいのかな? 今の話からだと私にできることってなさそうだけど……」

今の話を聞く限りだと、そのワルプルギスの夜っていう魔女との戦いでは私は役にたてそうにない。
だって私は魔法少女じゃないし、ほどかちゃんと一緒にほむらちゃんの為に魔女と戦うというのは無理だろう。
なら私は何をすればいいのか。

ほどか「それなんですが……。お父さんには私がお母さんと一緒に戦えるように仲を取り持ってほしいんです」

まどか「取り持つって……。なんでそんことを? 私に話したみたいにほむらちゃんにも自分があなたの娘だってことを言えばいいんじゃ……」

ほどか「いえ……。えーと、そのなんていうか自分でいうのもなんですけど、いきなりそんなことを言われてもお母さん信じてくれないと思うんですよ。
    それにお母さんはなんだか性格に難しいところもあったみたいで……。一匹狼気質というか、冷たいというか……」

えぇー……。なにそれ。私の奥さんってそんなに怖い人なの? なんか将来に不安が……。





ほどか「あっ、でもそんなお母さんが唯一心を許せる人がお父さんだったらしくて、そんなお父さんがお母さんに話しをしてくれたら大丈夫かなって」

えぇ、なにそれ。私ってそんな人の心を射止めたの? やるじゃん私。

ほどか「ですから、私がお母さんの子供っていうことは内緒で、うまく協力関係を結んでワルプルギスの夜を無事に倒すことが私の目的になります」

まどか「なるほどねぇ」

なんだか難しそうだけど……。
不安そうにこっちを見てくるほどかちゃんを安心させる為にもここは

まどか「うん。きっとうまくいくよ」

笑顔でこう答えるべきだよね。

まどか「ほむらちゃんがどんな子かは会ったこともないからわからないけど、優しい子だっていうのはわかるよ。
    だってこの街を守るためにそんなにすごい魔女と戦ってくれるんでしょ?
    みんなの為にそんなことをしてくれる優しい子なら、きっと協力してくれるよ
    だから大丈夫だよ。きっとほどかちゃんの願いは叶うよ」

その言葉に安堵の表情を浮かべるほどかちゃん。
うんうん。やっぱり子供には安心してほしいよね。





ほどか「そうですね。……私の願いは叶いますよね。未来は……」

ほどかちゃんはそう呟いて俯く。
表情は見えないが、きっと自分の望む未来が訪れるであろうことに安心しているのだろう。

ほどか「あ、そうです。お父さんにもう一つお願いが」

そういって顔を上げ、私にお願いがあることをほどかちゃんは告げる。
うんうん。なんでも言ってね。可愛い娘のお願いならなんでも聞いちゃうから。

まどか「なーに?」

ほむか「お父さんにも魔法少女の素質はあるんですが、魔法少女にはならないでください」

なんだそんなことか。
それならお安い御用だよ。私が魔法少女にならな、ってえぇ!?

まどか「えぇ!? 私にも魔法少女の素質があるの!?」

思わぬ言葉に大声を出してしまう私。
そんな私の叫び声にほどかちゃんは耳をふさぎながら。

ほどか「うるさいですおとうさん」

っと抗議の声を挙げる。


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