過去ログ - 天海春香「私のプロデューサーさん」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/22(日) 00:02:25.79 ID:ze0PAYTP0

夏真っ盛り。太陽の光が肌を突き刺すそんな季節。

(足運びに気をつけて…)

私はダンスレッスンに精を出していた。

(指先伸ばして、っととっ!?)

足がもつれて派手に転倒。千早ちゃんがすぐに駆けつける。

「春香っ、大丈夫?」

「う、うん大丈夫。私転びなれてるから、へへ」

「…そう、あんまり無理しちゃだめよ」

「うん、分かってる」

「春香、ステップ難しいか?」

「プロデューサーさん、いえ!大丈夫です!」

「はは、その意気だ」

プロデューサーさんは笑ってくれたけれど、私はただ焦っていた。

同期の子達が着々とデビュー後のステップを積んでいく中で、私だけが出遅れているのを感じていた。

皆順調にオーディションを合格していく。

他のプロデューサーさんが担当している子達も概ね好評みたい。

営業も順調みたいで、TVでの露出も増えて765プロの知名度は少しずつ上がってきている。

でも私はオーディションに殆ど引っかからず、未だEランクアイドルのままだった。

プロデューサーはどうしても忙しい他の担当の子――千早ちゃんと伊織――にかかりっきりになりがちで、

私だけが置いていかれている状態をより一層意識するようになった。

焦る。焦ってレッスンは上手くいかない。それだからオーディションに落ちる。

完全にマイナスの連鎖状態、と思う。

でも、どうすればいいのか分からなかった。

アイドルは仕事だから。このままではいけないことだけは分かっていた。



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