184: ◆hdSJbJZZTU[saga]
2013/03/01(金) 00:44:55.14 ID:9u7Rbqln0
打止「あ、ここだ!」
一方「そう遠くもなかったな。絵も動いてねェし」
打止「うんうん、本当に良かった、ってミサカはミサカは息を吐き出してみたり」
一方「安心するには早いけどな」ガチャッ
打止「ふぉぉ、また何もない、ってミサカはミサカは見回す事もしなかったり」
一方「奥に鏡があるだけか」
打止「なんか意味ありげだよねー、ってミサカはミサカは名探偵ぶって顎に手を当ててみたり」
一方「『迷』探偵の間違いじゃねェの」
打止「活字でしか通用しないネタはいらないから! ってミサカはミサカは失礼な発言にムッとしてみたり」
一方「失礼ねェ。ま、どっちでもいいンだけどさ」
打止「うーん。何ともないよ? ってミサカはミサカは普通に映ってる事を確認したり」
一方「普通……普通だな」
打止「あなた、疑心暗鬼になってないかしら、ってミサカはミサカはあなたの顔を覗き込んでみる」
一方「気のせいだ」
打止「うんうん、まあこんな世界だしそうなるよね、ってミサカはミサカはひとり納得してみたり」
一方「おい待て誰が」
打止「ミサカに任せなさいっ! ってミサカはミサカは結局それが言いたかったんだけどあなたは任せてくれなさそうなんだもん!」
一方「うるせェな、オマエもォ何言ってンだかわかンねェぞ」
打止「いいの!! なんでもいいの!!」
一方「イイ訳あるか」
打止「弱気なあなたの一面がみたいの! ってミサカはミサカはたまには頼ってほしいっていう」
一方「うるせェな、寝言は寝て言え」
打止「ひーどーいーっ! ってミサカはみさかはあまりにもいつも通りすぎるあなたの背中をぽかぽかしてみたり」
一方「あーもォうるさいなオマエ……は?」ピタッ
打止「うわ!? どしたの、突然立ち止まって」
一方「……塞がれてやがる」
打止「え? あ、本当だ。邪魔だね」
一方「固定されてるし……いつの間に?」
打止「他に行く場所あったっけー、ってミサカはミサカは思案してみたり」
一方「あの鏡くらいだな」
打止「そうだよねー、ってミサカはミサカはもう一度調べる事を提案したり」
一方「つーかアレしかねェしな。忍者屋敷みてェな仕掛けになって……ねェか」
打止「回転扉って一度はやってみたいよね、ってミサカはミサカはふと呟いてみたり。こう、クルクルって」
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