過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」
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808: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/07(火) 01:26:12.36 ID:3RLD1yWw0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□

【!】行動が固定されました。

時刻、19時ちょっと過ぎ。貴方は鉢巻の部屋の前にいた。
昼に買った、ヒスイの指輪を持って。

貴方は部屋の扉をノックする。

鉢巻「はーい。……あ、――さん」

貴方「き、来ました。すこし、早かったかしら」

鉢巻「そんな事ないよ。さ、入って」

鉢巻はドアを開放し、貴方を招き入れる。
玄関を見ると、既に何人かきているらしい。

貴方「お邪魔します」

鉢巻の部屋は、立派なパーティー会場と化していた。
壁に飾られたリボンと、紙の輪っかを繋げた飾り。
そして、一際目立つ達筆な文字で書かれた「誕生日おめでとう、鉢巻さん」の幕。
元からあったテーブルと、他の部屋から持ち寄られたのだろうテーブルの上に乗せられた、豪勢な料理。

そして。

先生2「なんだ。――も呼んだのか」

どうして、あなたがいるのだー。

鉢巻「はい。折角だからと思って、呼んでみました」

そうか、陸上部だから、顧問である先生を呼んだのか。なるほど、なんの違和感もない。

鉢巻「どしたの? ささ、行って行って」

貴方は鉢巻に押されて、奥へと押し込まれた。奥と言うのも、先生の隣なのだが。


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