過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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331:tell you that I love ... (5-1)[saga]
2012/09/04(火) 21:27:10.26 ID:hPMHQG//0
「おっし、ホームルームはじめるぞー」

三尋木先生が教室に入ってきて、みんなが席に戻っていく

「みんなお待ちかねのクラス対抗戦のオーダー表を持ってきたぞー。優勝予想を書いて放課後までにこの箱に入れておくよーに」

前の席から順番に配られていく
回ってきたオーダー表を後ろに回し、まず咲のクラスを探した
昨日の夜にもオーダーの話になったけど、明日の楽しみにしようとついはぐらかしていた。咲が副将とは思えなかったし、私が副将と知ったら残念がるだろうし。結局今日には分かってしまうことだけれど・・・

1年5組
先鋒 宮永咲
次鋒 高鴨穏乃
中堅 原村和
副将 新子憧
大将 大星淡

やっぱり先鋒だよね・・・
淡が大将、それにボーリング部の高鴨さんと新子さんも入っている。中堅の子は、確か去年の全中チャンプだったような気がする。うろおぼえだけど
これは侮れないかな

いつも優勝予想とか適当だったけど、今回は咲のクラスにしようかな。今まで当たった試しはないけれど・・・


昼休み
今までは宥と怜と一緒に食べていたけれど、昨日からは豊音と塞も(昨日の昼休みに名前で呼び合うことにした)一緒に食べることにしていた

「みんなとお弁当食べれてちょーうれしいよー」
「転校する前はどうしてたん?」
「私が大きいからか、あんまり近づいてもらえなかったんだー。しょぼーんだよー」

座っていても顔を見るためには見上げないといけない
その背の高さからか、バスケ部の小走さんという人が一度スカウトに来たらしいけれど、運動は苦手らしく断ったらしい

「みんなは優勝予想どうするの? ま、準優勝予想の気分だけどね」

塞がオーダー表をみんなで寄せ合っている机の真ん中に置いた

「私は、玄ちゃんのクラスにしようかなぁて思ってるよ」
「私は咲のクラス」
「うんうん、姉妹愛やねぇ。微笑ましいわ」

怜が大げさにうなづいた
そういえば玄さんは代表になれたんだろうか?

「玄さんのクラスって、何組だっけ?」
「2年10組だよ」

オーダー表の2年10組を見ると、確かに玄さんの名前があった

2年10組
先鋒 荒川憩
次鋒 松実玄
中堅 神代小蒔
副将 愛宕絹恵
大将 天江衣

「すごいクラスだよねー。特に荒川さん、天江さん、神代さんはちょー有名だよ。対戦したらサインもらわないと」
「ほんとに豊音はミーハーね」
「うん、照からはもう10枚ももらったよー」
「それは貰い過ぎや」

なぜか会うたび書かされた時期があった
まあ、書いてしまう私も私なのかもしれないけれど・・・

「玄ちゃんも負けないくらい頑張ってるから、応援の意味で投票しようと思ってるんだ」
「いいよねー兄弟ってー。私一人っ子だからお姉ちゃんとか欲しかったなー」
「豊音ちゃんのお姉ちゃんとか、どのくらい大きいのか想像できないなぁ」
「いや、別に豊音の姉ちゃんやからって豊音より大きくなくてもええんやで」

うんうん、怜がいると的確にツッコミが入るなぁ。感心する

「で、照の妹の咲ちゃんってどのくらい強いん?」
「難しい質問かな・・・」
「強い弱いかってそんな難しい質問なん?」
「咲の打ち方は、特別だから」

異能と呼ばれる力は、ほとんど勝つためのものを指す
でも咲の打ち方は、勝ちも負けも目指さない


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