過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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387:tell you that I love ...(7-1)[saga]
2012/09/16(日) 22:28:58.22 ID:LK6c9zYA0
-東1局3本場

「ダブルリーチや」
「む、この私の速度を上回るとはやるじぇ。こんなの事故事故!」
「ロン、ダブリー・一発・ホンイツ・三暗刻・トイトイ・白・発・北。数え役満やなぁ、36900」
「なっ・・・なんですとー」

荒川憩
ツモ・ロンに限らず、同じ相手から累計3回点数を取られると、その後火力が一気に上昇する
その高火力状態は1半荘が終わるまで続くため、東1でこの状態になってしまうとかなり厄介になってしまう

それでも、なんとか頑張らないと・・・


-2半荘目
-南4局

「ロン、タンピン三色ドラ2。12000」
「張っとったかぁ、残念・・・」

トップから直撃できた
ようやく肩の力を抜ける・・・

「おつかれぇ、だじぇ・・・」
「ありがとうございました」
「おつかれ・・・」
「ありがとうございました、おつかれー」

片岡優希(1−11)   78500
松実宥(3−1)     94200
小瀬川白望(3−13)  90200
荒川憩(2−10)   137100



原点を下回ってしまった
かろうじて2位にはなれたけど・・・

「明日はもっと頑張らないといけないな・・・」

教室に戻る途中で、対局室に向かう塞と会えた

「さすがだね、宥は。早い段階から覚醒してる荒川相手にほぼ原点なら大したもんだよ」
「そんなことないよ、だいぶ離されちゃったし」
「私の方がみんなの足を引っ張ってばかりだからさ」
「そんなことないよ」
「いいよ、わかってる」

元気のない笑顔を浮かべ、塞は強がってみせる

「今回こそ、点数稼いでくるよ」
「うん、頑張ってね」

対局室に向かう塞を見送る

それでも、次の相手は玄ちゃん・・・
ドラが来ない以上、そんなに点数は稼げないだろう

「無茶、しないでね・・・」

もう見えなくなった背中に声をかける

無茶の境界がせめてぼんやりとでも、塞の瞳に映ることをただ願うしかなかった


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