過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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tell you that I love ...(8-6)
[saga]
2012/11/20(火) 23:46:04.59 ID:PeRsxs880
淡が扉の前まで進むと、声をかけたのは和だった
「淡さん」
「なにー、ノドカ?」
「あとは、よろしくお願いします」
淡は、少しだけポカーンとした表情を浮かべた
「・・・てっきり、油断するなとかそういうお小言が来るのかと思ってたよ?」
「言っても、無駄でしょう?」
「あはっ、わかってきたじゃん」
「まあ、負けでもしたらあなたのオカルトを徹底的にデジタルに矯正してあげますから、そのつもりで」
「じゃあ私が勝ったら、ノドカもオカルト入門だ」
視線が交差し、一気に笑い声が響く
一番大げさに笑っているのは、しずだった
「淡のデジタルとか和のオカルトとか想像できないよ」
「しず、くくくっ、受けすぎ」
「憧ちゃんも十分受けてると思う・・・」
小さく笑う咲
そんな咲が、淡と向き合った
「淡ちゃん」
「なに、サキ」
「ごめんね、すっごく今更だと思うけど・・・・」
ひと呼吸置いて、咲が恥ずかしそうに言った
「私、このクラスで勝ちたいな」
静寂が訪れ、淡はため息を漏らした
「・・・ほんとに今更だよね、サキ」
「逆に咲さんは、今までどう思っていたんですか?」
和も呆れたように尋ねる
「えと、±0にしてればみんな褒めてくれてたから、それでいいのかなって」
「無欲というかなんというか・・・」
憧も流石に呆れ顔だった
それでも、咲はこの対抗戦で得るものがあったってことだ
それだけで十分だと思ってしまうのは、すっかり私も教師が板についてきたのかな・・・
「さあ、そろそろ出番だよ、淡!」
緩んだ空気を引き締めるのも、教師の役目というものだろう
「行って、勝ってこい。祝勝会の場所はもう押さえてあるんだからね」
「ふふ、二次会まで押さえておかないとダメだよ」
「圧勝してきたら考えてやるよ」
「お財布、カラになっても知らないからね」
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