183: ◆zZ3ePBLZjU[sage]
2013/04/04(木) 12:03:10.03 ID:JfLXafrho
 南四局 
  
 竜華「ツモ、500・1000」 
  
 恒子『オーラスは清水谷選手が軽く流し、オトナの駆け引きを駆使して彼女だけが一人浮きのまま前半戦終了です!』 
  
 健夜『だから『オトナの』はいらないから!』 
  
 前半戦終了時点 西東京代表:159,100 岩手代表:128,400 福岡代表:33,100 京都代表:79,400 
 竜華:+11,800 塞:-11,100 初美:-1,200 恭子:‐5,800 
  
 塞「ただいま」 
  
 エイスリン「オカエリ、サエ」 
  
 豊音「大丈夫? 疲れてない?」 
  
 塞「んー、体の方は意外と大丈夫。 
   薄墨初美に加えて清水谷竜華も塞がないといけないと思ってたから席から動けなくなるくらいは覚悟してたんだけど」 
  
 トシ「東一局以外は普通に打ってたんだろうね。 
    あんなに攻撃的な能力を持ちながら依存せず状況に応じた打ち方が出来る。 
    あの子の一番怖い所はそこだろうね」 
  
 塞「なるほど……私はまんまと術中にハマってたって訳ですか。反省しないと」 
  
 トシ「清水谷竜華に関しては単純に『麻雀』で勝負するしかないね。 
    薄墨初美については北家警戒の方針はそのまま。 
    最後に、侮ってるわけではないんだろうけど末原恭子への警戒が甘いから気を付けるように。 
    気を抜いたら狙い撃ちにされるよ」 
  
 塞「はい!」 
  
 胡桃「残りの半荘も頑張って!」 
  
 白望「塞なら出来るよ」 
  
 塞「いい加減な事言ってくれっちゃって。ま、ベストは尽くさせてもらうよ」 
  
 西東京代表控え室 
  
 智葉「竜華、戻ってこないな」 
  
 やえ「そういえば大会中はずっと休憩時間に戻って来なかったね。怜は何か知ってる?」 
  
 怜「対局室に残って集中したいって言っとったから心配せんといたって」 
  
 照「じゃあ飲み物か何か持ってあげようかな」 
  
 怜「あー、それもやめたってくれへんかな?」 
  
 菫「どうしてだ? 水分補給は必要だと思うが」 
  
 怜「対局中は自分の直感だけを信じたい。 
   でもチームメイトと顔を合わせたらみんなに頼ってしまう弱い自分が出てきてしまうかもしれへん。 
   竜華はそう言っとった」 
  
 やえ「だから一人であそこにいると。ストイックなことだね」 
  
 怜「大丈夫、ウチらが応援してるんはちゃんと伝わっとるから」 
  
 照「分かった。じゃあここから応援してる」 
  
 怜(竜華……頑張りや) 
  
  後半戦は一進一退の繰り返しが続くが、薄墨初美が少しずつ削られていきながら局が進んでいった。 
  しかし、オーラスで初めて彼女が大きく動いた。 
  
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