過去ログ - 勇者「この世界を滅ぼしに行く」魔女「ふぅん」
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172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:46:51.49 ID:3OyowGbm0
勇者「僕は異世界から来たんです」

シエ「イセカイ? 変わった地名だね?」

勇者「いや、文字通り、別の世界です」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:48:12.12 ID:3OyowGbm0
シエ「創造主。と言うと、首都に行くの?」

勇者「そのつもりだったんですが」

シエ「こんな所で足止め食らっちゃった訳か」
以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:49:35.72 ID:3OyowGbm0
シエ「その連れの方の所に。よほどのやり手でも無い限り、待ってても来てくれないよ、多分」

勇者「そうかな。うーん」

シエ「パンドラの忌み子はねぇ。希望に取り憑かれた際に、その力を行使出来るようになってるんだ」
以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:51:47.99 ID:3OyowGbm0
――

魔女(パンドラの忌み子)カチャカチャ

魔女(彼らに与えられる絶大な力を、心から渇望していた時もあったな)
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:53:11.44 ID:3OyowGbm0
――

勇者「願いを叶える力」

シエ「そー。ちょこっとだけ制限はあるけど、凄いよねー」
以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:54:18.89 ID:3OyowGbm0
兵士「……」ガッチャガッチャガッチャ

シエ「ご苦労さまー」ニコニコ

勇者「何がどうなってるんです?」
以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:55:25.96 ID:3OyowGbm0
勇者「……広い城だ」テクテク

シエ「国家の繁栄の証だね」

勇者「あの国王。穏やかそうに見えましたが、裏で色々な事を考えてそうですね」
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:56:49.11 ID:3OyowGbm0
シエ「自分の腕に痣が出来てるのを見つけたのはうーんと小さい頃でね。
   なんだろうこれ、って思ったんだけど、特に何かをする訳でもなかったんだ」

勇者「先天的なものでは無いんですね」

以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:58:05.83 ID:3OyowGbm0
シエ「私は城下町の外れの方に住んでたから、事故が起きたことを知ったのは大分後だった。
   ただ、ゆっくりと、変な色をした嵐みたいな物が近づいてくるのが見えて、うわぁと思って」

勇者「それで、パンドラの力を?」

以下略



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 00:59:40.46 ID:3OyowGbm0
シエ「で、気付いちゃったんです。私の痣は、どうやら尋常じゃない代物なのだと!」フンス

勇者「それでそれで」

シエ「なんだか流し気味になってなーい?」
以下略



182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/07(火) 01:01:38.53 ID:3OyowGbm0
シエ「神様の機嫌を損なわない限り――世界征服でも望まない限り。
   国家に富と栄光をもたらすことなんて造作もなかった」

シエ「本当は逃げようとしたんだけどね。無理だった。行くあてが無かったんだ。
   私、外の世界には興味が持てなくてさ。
以下略



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