過去ログ - 禁書目録「それはきっと、幸せだった頃の夢」
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111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/23(土) 20:40:27.14 ID:L/r+qrj2o
「上条ー。唐揚げ一個ちょーだい」

「何を言うてますんセイヴェルンさん。これは上条さんの貴重なタンパク源ですぞ?」

「食券交換してあげたじゃない」

「それを言うならこっちだって同じだっ! テメェがサバ食いたいっつったんだろうが!」

「いいじゃん減るもんじゃなし」

「減るわ減るんだよ減りますよっ! どう考えたって減るだろうが頭沸いてんのか!」

ぬけぬけと言い放つフレンダに思わず怒鳴り返す。

「女子になんて口の利き方だ貴様。死ね」

直後、いつの間にか背後に立っていた吹寄に、脳天に向かってトレーが振り下ろされた。

がたんごとんと大げさに上条がのたうち回っている隙にフレンダは目当ての唐揚げを強奪。嬉々と口に放り込む。

「セイヴェルンも肉ばかり食べてると栄養が偏るぞ。もっと野菜食べなさい野菜」

「いいのよ自炊してるし。結局、自分の体調管理くらいできるわ」

吹寄の小言を軽く流し再び鯖の解体に取り掛かる。
その様子にため息をつきながら吹寄は上条の隣に座った。

「いきなり角はないだろ、角は」

頭をさすりながら上条は半眼を向ける。

「……あれ吹寄、お前も学食?」


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