過去ログ - 禁書目録「それはきっと、幸せだった頃の夢」
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/23(土) 20:45:11.06 ID:L/r+qrj2o
「最近なんか妙な事件があったみたいだけど、大丈夫なのかしらね」

「へー、そーなんだー……」

思い当たる節が多いだけに顔が引きつるのを抑えるので精一杯だった。

「それでなんでまた日本に留学なんか」

「……アンタ、少しは物考えてから喋りなさいよ」

「え? ……あ、ああ」

「結局さ、この学園都市にいるってのに他にどんな理由があるのよ」

そう、ここは最先端科学の最高峰『学園都市』。
超能力の開発を行う世界唯一の研究機関にして教育機関。

「世の中には単に最先端テクノロジーだのをあてにして来てる奴とかもいるみたいだけどね。私もそろそろそっちに転向しようかしら」

ごちそうさま、と手を合わせてフレンダは立ち上がる。

「じゃあね、お先。結局アンタのおかげで泣きながら年越しをするハメにならずに済んだわ。ありがと」

「そこまでの一大事だったのか……」

「私にとっちゃ死活問題よ」

苦笑してフレンダは空の食器の残ったトレーを持ち返却台の方へと去っていった。


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