11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2012/08/06(月) 00:23:28.98 ID:d+tDBo/t0
言峰「なっ・・・」
侑子さんはそう言い切った。
侑子「ではこれを」
言峰「赤い巾着?」
四月一日(・・・って俺の髪の毛入りのやつじゃねーか! なんでだよ!)
侑子「寝る時に枕元においておきなさい」
言峰「・・・それだけか?」
侑子「ええ」
侑子さんはそう答えた。
言峰(なんのつもりかは分からんが・・・この女は何か知っているのだろうか)
言峰はゆっくりと赤い巾着を受け取った。
侑子「そうね、対価は右ポケットに入っているもので構わないわ」
言峰「どうするつもりだ」
侑子「そう心配しなくても、もしあなたが満足した答えを得れなかったと感じた時にはお釣りをつけて返してあげるわ」
言峰「・・・・・・」
侑子さんがそうつぶやくと、言峰はゆっくりと右ポケットの中身を手渡した。
四月一日(十字架? キリスト教徒なのかな)
言峰「もう帰っていいか」
侑子「ええ。では「また」」
四月一日「案内します」
そうして言峰綺礼という今度の客は出て行った。
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