344: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:41:32.09 ID:pfFrnmGA0
四月一日「・・・・・・」
彼女と自分が無関係だということはわかっている。しかしだからと言って、道具として扱われ、諦観しきっている彼女を見過ごして何もしないこともできなかった。
345: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:42:20.62 ID:pfFrnmGA0
ーーー!
もし彼女が望んでいなかったら?
346: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:43:40.03 ID:pfFrnmGA0
四月一日「それでも彼女に知ってほしいです。何かをしたいと思うことは、とても素敵なことですから」
347: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:44:24.33 ID:pfFrnmGA0
【ホテル外】
四月一日「どこだ・・・! さっきまでここにいたはず・・・!」
348: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:45:06.96 ID:pfFrnmGA0
四月一日「ソラウさん、カフェテリアで見た赤毛の女の人を探してる」
349: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 21:47:26.16 ID:pfFrnmGA0
ーーー深夜
捜索は深夜まで続いた。
350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/13(木) 23:16:01.68 ID:xUKREuzAO
ホリック知らないけど面白い
351: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 23:22:24.37 ID:pfFrnmGA0
四月一日「ソラウさん!」
ソラウ「・・・またあなたなの?」
352: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 23:32:21.55 ID:pfFrnmGA0
ソラウ「何のつもりかしら。そもそもあなた正規の魔術師じゃないわね?」
四月一日「四月一日君尋といいます。おせっかいかもしれないですけど、言わせてください。あなたはあきらめてるんじゃないですか」
ソラウ「・・・あなたの言う通りおせっかいよ。不快だわ。さっさと消えて頂戴」
353: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 23:42:22.93 ID:pfFrnmGA0
四月一日「魔術師のことは知り合いから聞きました。許嫁という役割がどういうことなのかも。でも、あなたの目を見ていたらいてもたってもいられなくなったんです」
ソラウ「・・・そう。それを部外者が言うのね」
四月一日「うっ・・・でも、自分の意志で行動するってことは、とても素敵なことなんです! だから・・・!」
354: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/13(木) 23:59:02.25 ID:pfFrnmGA0
ソラウ「いきなり現れて、時計塔講師で権力もあるケイネスの許嫁にちょっかいをかける。挙句にそのケイネスすら手こずる極東の島国の高位の使い魔を従えている。
・・・こんな人物を警戒しないわけがない。むしろ当然の反応ではなくて?」
四月一日「ち、違います! 俺はそんなんじゃありません!」
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