464: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/17(月) 19:11:43.17 ID:i4WjvHEr0
ーーー?
【?】
在りし日の、夢を見る。
もう随分と昔のことだ。
中学校にいたころの記憶。
その頃から、いつもの様にアヤカシに追われていた。
ただ買い物に出かけただけだと言うのに直ぐにこれだ。もはや諦めの境地に入っているとはいえ、やっぱり面倒なものは面倒だった。
四月一日「あーもー!! ついてくんなっつの!」
はたから見れば俺はなにもないところで騒いでいるように見えていただろう。何せアヤカシは俺以外には見えないものなのだから。
自分に見えない感じれないのなら存在しないも同然、だから俺が嘘をついているのだと周りは言う。人の価値観なんてそんなものだった。
好奇の目線はあれど、話しかけてくる人などいない。大人も子供もみんな無視をする。
それがあの頃の日常だった。
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