465: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/17(月) 19:12:26.15 ID:i4WjvHEr0
士郎「おい、あんたどうしたんだ? 大丈夫か!?」
はずなのに。
士郎「何か困ることでもあったのか? 俺にできることならてつだうからさ」
そいつは話しかけて来た。気持ち悪いものを見る目なんてしていなかった。心底俺を心配して話しかけてくれたのだ。
もちろん霊が見えているという訳でもなかった。
四月一日「や、あの・・・て、うわぁ!?」
士郎「どうしたんだ?」
足を止めた隙にアヤカシが追いついてきていた。
のしかかられた重みで思わずバランスを崩す。
四月一日「あーもう! うざいんだよ!」
士郎「うわぁ!?」
今度は少年が声をあげる番だった。俺が彼の手を握り、思いっきり駆け出したからだ。はじめは慌てていた少年も、少しすると俺と並んで自力で走り出していた。
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