過去ログ - 言峰「願いを叶えるミセ?」
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497: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/19(水) 00:29:57.42 ID:3Xtw6mOF0


イリヤ「おしゃべりはもういいの?」

イリヤスフィールがつまらなさそうな声で尋ねてきた。律儀に待ってくれていたようだ。

四月一日「うん、待っててくれてありがとう」

イリヤ「構わないわ。どのみち私のバーサーカーが勝つんだから」

去って行く2人を見送る。士郎が不安そうにこっちを見つめてくる。

士郎「君尋、やっぱり俺も残・・・」

四月一日「絶対、大丈夫だよ」

士郎「えっ」

四月一日「無敵の呪文」

どこかで聞いたことがあった無敵の呪文。いつ聞いたのかは思い出せないけど、言葉にするだけで安心感がわいてきた。

四月一日「大丈夫。だから士郎はセイバーさんのそばにいてあげて」

士郎「! ・・・ありがとうな」

士郎はそう言って2人を追いかけた。
だんだん小さくなりつつある士郎の背中に笑顔を向ける。安心して行っていいんだよ、という気持ちをこめて。


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