532: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:55:16.16 ID:/6V9eB9s0
ーーーどくん
四月一日「・・・・・・!」
その瞬間、胸やけがした。
喉の奥から、焼けるような暑さの何かがこみあげてくる。
心配そうに、八尾の獣がすり寄ってきた。
四月一日「がっ・・・げほっ、げほっ!」
口に手をやり、思わず何かを吐き出した。
胃液なのか、もしくは吐血なのかーーー暖かい何かが掌にこぼれる。
小次郎「大丈夫か、四月一日」
四月一日「う゛・・・」
何かに飲み込まれるような気持ち悪さだった。
四月一日「ははは・・・俺、なんか寝込んでばかりですね。ごめんなさい」
そう言い残して、意識を失った。
小次郎「・・・泥?」
吐き出したものが、真っ黒の泥だということにも気付かずに。
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