555: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/22(土) 23:19:21.01 ID:w5EFUehL0
アーチャー「アインツベルン城で泥を吐くなり気絶したよ。
わかりやすいように泥という表現を使ったが、あれは単なる泥ではない。あれは、危険なものだ」
四月一日「危険・・・?」
アーチャー「一般人がふれれば即死級の代物、と言っておこう。呪いと言ってもいいだろう。あいにく生前そういったものにかかわる機会があってね。審美眼には自信がある。
あれは、放置するべきではない」
ゆえに拘束。ゆえに信用できない。
俺自身も呪いなどと言ったたいそうなものに心当たりはなかったが、たしかにアインツベルン城で何かを吐き出した記憶はあった。それがアーチャーの言う呪いだったのだろう。
アーチャー「本人に敵対する意思があろうがなかろうが、あれは危険だ。危険の芽はさっさとつぶすに限る」
四月一日「・・・・・・」
アーチャーの言っていることはただしい。
俺だって、みんなに迷惑はかけたくない。
もし本当にアーチャーの言う呪いを持っているのだとしたら、死ぬならまだしも拘束程度なら受けるべきだという気になってきた。
四月一日「俺は、拘束されるべきですか」
アーチャー「無論」
四月一日「なら・・・」
士郎「ふざけるな!」
承諾しようとした瞬間、士郎の怒鳴り声がした。
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