630: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:13:32.00 ID:7jHu8Lix0
士郎「いきなりなんなんだよ」
君尋「いや、記憶を失っていた間の対価を払おうと思ってな」
士郎「対価?」
君尋「ああ、そうだ。物事には必ず等しい対価が必要だ。士郎が正義の味方になりたくて、なおかつ俺の話が聞きたかったら聞いていってくれ。もちろん聞きたくなかったら帰っても構わない」
対価。つまり借りを返すということだろうか。
・・・完全に今までのことを清算するつもりなのだろう。
士郎「もし俺が聞かなかったら、対価ってのはどうするんだ」
君尋「その時はまた別の手段で俺は対価を払う」
即答だった。
俺はどうするべきなのだろうか。君尋の話には興味はあるが、ここで話を聞いてしまえばそこで君尋はすべてを清算してしまうことになる。
士郎「・・・わかった。聞く」
悩んだ末、俺は話を聞くことにした。
俺が答えると、君尋は満足そうに笑う。
促されるまま、君尋の隣に座った。
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