過去ログ - 言峰「願いを叶えるミセ?」
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634: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:19:32.47 ID:7jHu8Lix0
君尋「そのルールは当然公平に守られなければいけないんだが・・・そこで問題なのが正義はエゴイズム、つまり特別を許さないということだ。公平のもとでは特別扱いは許されない。だが正義の味方はそれだけで矛盾をはらんだ存在だ。まあ「正義」の味方という特殊な立場にいるんだから当然だな。・・・そしてその矛盾は精神の磨耗を誘発させる」

磨耗、とはどういうことだろうか。
公平はどのような身分の者も特定のルールを守っている状態なのだから、特別が許されないのもわかるし、正義の味方が多少ややこしい立場にいるのも理解できた。
しかしそれは磨耗してしまうほど過酷なものなのだろうか?

君尋「たとえばさっき言った「数」というルールの正義の味方は、たとえ自分の大切な人だとしても、その人が少数ならば切り捨てなければいけない」

士郎「なっ・・・! そんなの・・・」

君尋「だがそれが「数」というルールの正義の味方だ。どんなルールでも、特別は許されない。身近な大切な人を、正義の味方は優先・・・特別扱いすることは許されない」

君尋は淡々と語り続ける。
・・・そんなものが正義の定義だというのか。


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