過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
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◆EEWQeQ.ZIg
[saga]
2012/08/20(月) 00:19:29.65 ID:8E61mZij0
目的を遂行した貴方は、帽子と一緒に寮に戻る事にした。
渋々ながら、帽子はそれを承諾したのだ。
そして。
不思議「――さん!」
校舎入口から走ってくる、貴方が渡した傘を差した不思議。
貴方「不思議さん、先に帰っていたのでは?」
不思議「折角ですから、――さんと一緒に帰りたいと思いました。その子が、探していた人ですね?」
帽子は、貴方を壁にするようにして不思議から隠れる。
不思議「嫌われたのでしょうか」
貴方「私にもこんな感じなので、大丈夫です。こちら、不思議さん。私の友達よ」
帽子は何も言わず、黙って不思議を見る……いや、この視線は、不思議の胸を見ている?
不思議「よろしくね、えっと……」
帽子「……帽子」
貴方「えっ」
不思議「ど、どうしました?」
貴方「……いえ、なんでもないです」
貴方が尋ねた時はあんなに嫌がったのに……。ちょっとした嫉妬を覚える。生意気な。
互いの紹介を終えて、貴方は不思議と、帽子と並んで寮まで帰った。
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