過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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25: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/09(木) 03:42:47.83 ID:bOgpmpVAO

インデックス「あなたが家主なんだよ!」

家主を差し置いて居候がベッドに寝る(=良い思いをする)のは良くない、と言いたいが為にそう発言したのだが。
フィアンマはその発言をどうとったのか、首を横に振った。

フィアンマ「そうか。家主だと認識しているのであれば、むしろ言う事を聞くべきじゃないか? 心配には及ばんよ。そんなに寝心地の悪いソファーでもない」

インデックス「う…」
どうしたら分かってくれるんだろう、と悩み。
インデックスはじっと、咎めるかのようにフィアンマを見つめて食い下がる。

インデックス「私がソファーで寝るんだよ!」

フィアンマ「昼寝ならばともかく、継続的に眠れば腰を悪くするぞ」

インデックス「その言葉、そっくりそのまま返すかも」

フィアンマ「……」

面倒な、と言わんばかりの表情で、フィアンマは立ち上がる。
そしてインデックスから離れると、先程インデックスに説明したシャワールームへと消えた。
怒らせただろうか、と、小さくなりながら、白い修道女は落ち込む。

二十分程経過し、シャワールームから戻ってきたフィアンマは濡れた髪をタオルで拭きながら、再びインデックスの隣、ソファーへと腰掛けた。
インデックスは未だ落ち込み、しょんぼりとうなだれている。

フィアンマ「間を取ろう。下らん事に意見を対立させても仕方がない」

インデックス「間…? って何かな?」

フィアンマ「お前も俺様もベッドで寝れば良い。一人用ではあるが、お前は細身、問題は無いだろう」

インデックス「い、一緒?」

フィアンマ「聞いていなかったのか? ほら、シャワーを浴びてこい。俺様は少しやる事がある」

え、え、と戸惑いながらも、インデックスはシャワールームへと移動した。
先程までフィアンマが使用していたからだろう、熱気が立ち込め、加えて石鹸の良い匂いがする。

インデックス(一緒に寝る…いっ、しょ)

記憶が無いとはいえ、インデックスも年頃の少女であり。
年下の男の子であればまだしも、青年であるフィアンマと(ベッドの広さ的に考えて恐らく)くっついて寝るというのは、恥ずかしい。
貞操の危機という概念が無い訳でもないが、そこに関してはフィアンマは聖職者である為、問題は無いだろう。


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