過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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90: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/13(月) 02:39:48.87 ID:s2TxUNEAO
《ある程度の連投、連続取得は可能です。基準はありませんので、皆様方の良識にお任せいたします》




インデックス「んっ、葛飾区亀有公園前派出所に行きたいんだよ」

フィアンマ「このテーマパークの一部にあの作品の博物館の分館があったな。そこの事か?」

インデックス「うん。…あ、でも遊園地から外れちゃうかな…?」

フィアンマ「行けない事は無いが…少々遠いぞ?」


インデックス「うーん…やっぱり、今日はやめておこうかな」

フィアンマ「そうか」

インデックスはそう結論を出し、うんうんと悩む。
そして、思い出したようにフィアンマを見上げた。

インデックス「私の行きたい場所を聞いてくれるけど、ミハイルは本当に全然希望無いの?」

フィアンマ「……」

インデックスの問い掛けに、フィアンマは少しだけ考える素振りを見せた。
そして、インデックスの手をしっかりと握り直して答える。

フィアンマ「…観覧車」

インデックス「観覧車?」

フィアンマ「あれだよ」

フィアンマが指差したのは、午前中に乗ったジェットコースターのレールに囲まれているかのような大きな乗り物。
狭い等間隔に配置されたゴンドラは、強風の影響を受け、ほんのちょっぴりだけ揺れる。
今まで自分の行きたい場所に行ってくれ、食べたい物を好きに食べさせてくれた彼の希望を否定する理由はどこにもなく。インデックスは、こくんと頷いて共に向かうのだった。




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