過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/08/13(月) 07:33:47.00 ID:s2TxUNEAO
インデックス「%@◆¢※▽§!? っっ、…い、いいだろう。ただし、私をデュエルで倒してからなんだよ!」
突然の申し出に対し、パニック状態でインデックスはそう返した。
羞恥と混乱を表すかのように、頬は紅潮し、瞳には涙が溜まっている。
そんなインデックスの様子を眺め、フィアンマはくすくすと楽しそうに笑ってみせた。
フィアンマ「…冗談だよ」
インデックス「…冗、談?」
フィアンマ「あぁ」
インデックス「ッッ…悪趣味かも!」
わざとらしく肩を竦めての冗談宣言にインデックスはむすくれ、ギラリと歯を覗かせた。
噛んでやる、という意思表示の表れ。
かといってフィアンマは動じず、むしろインデックスを追い詰めるかのように問い掛けた。
フィアンマ「…何だ、したかったのか?」
インデックス「そ、んな事…私は修道女見習い、だもん。そんなほいほい簡単に男性と口付けを交わすのは良くない事で…でも、あの、その、完全に嫌とか気持ち悪いとかそんなんじゃないかも、んっと」
フィアンマ「要領を得んな」
胸の前で人差し指同士をちょいちょいともじつかせながら、もごもごと謎の言い訳を並べ立てるインデックスの頬を突っつき、思考を中断させて、フィアンマは首を傾げる。
フィアンマ「そこまで望まれてしまっては仕方があるまい。目を閉じろ」
インデックス「ふぇ、う…」
やれやれ、といった調子のフィアンマに言われるがまま、緊張した面持ちで、インデックスはぎゅっと目を瞑った。
バクバクと高鳴る心臓を無理やりに抑えつけ、そわそわとしていたのだが。
係員「足元お気をつけくださーい」
フィアンマ「さて、降りるか」
インデックス「…ええっ!?」
先程の空気全て含め、これもまた『冗談』だった。
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