過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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96: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/13(月) 07:33:47.00 ID:s2TxUNEAO

インデックス「%@◆¢※▽§!? っっ、…い、いいだろう。ただし、私をデュエルで倒してからなんだよ!」

突然の申し出に対し、パニック状態でインデックスはそう返した。
羞恥と混乱を表すかのように、頬は紅潮し、瞳には涙が溜まっている。
そんなインデックスの様子を眺め、フィアンマはくすくすと楽しそうに笑ってみせた。

フィアンマ「…冗談だよ」

インデックス「…冗、談?」

フィアンマ「あぁ」

インデックス「ッッ…悪趣味かも!」

わざとらしく肩を竦めての冗談宣言にインデックスはむすくれ、ギラリと歯を覗かせた。
噛んでやる、という意思表示の表れ。
かといってフィアンマは動じず、むしろインデックスを追い詰めるかのように問い掛けた。

フィアンマ「…何だ、したかったのか?」

インデックス「そ、んな事…私は修道女見習い、だもん。そんなほいほい簡単に男性と口付けを交わすのは良くない事で…でも、あの、その、完全に嫌とか気持ち悪いとかそんなんじゃないかも、んっと」

フィアンマ「要領を得んな」

胸の前で人差し指同士をちょいちょいともじつかせながら、もごもごと謎の言い訳を並べ立てるインデックスの頬を突っつき、思考を中断させて、フィアンマは首を傾げる。

フィアンマ「そこまで望まれてしまっては仕方があるまい。目を閉じろ」

インデックス「ふぇ、う…」

やれやれ、といった調子のフィアンマに言われるがまま、緊張した面持ちで、インデックスはぎゅっと目を瞑った。
バクバクと高鳴る心臓を無理やりに抑えつけ、そわそわとしていたのだが。

係員「足元お気をつけくださーい」

フィアンマ「さて、降りるか」

インデックス「…ええっ!?」

先程の空気全て含め、これもまた『冗談』だった。




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